PERSON

面白そうな会社へ
弁護士の新たなチャレンジ

2021年キャリア入社

笠井 孝治(Takaharu Kasai)

法科大学院卒
コーポレートサービス本部
総務部 総務担当

SDGsやエネルギーに関心があって

企業内弁護士にも企業に雇用されている人、業務委託で業務をしている人、弁護士事務所から出向している人といろいろパターンがありますが、私はオーソドックスな企業に雇用される形です。SDGsが重視され、エネルギー業界の対応が重要になる中で、ガスも電気も全面自由化となり、これからこの業界は大きく変化していくだろう、変化の中でいろいろなことができるようになる、その面白みにチャレンジできそうだと思い入社しました。私の住む愛知県から新幹線で通勤できる点も決め手になりましたね。とはいえ、ガス事業のことはあまり知りませんでした。4月入社というタイミングでしたので、新入社員に混じって研修を受けることができ、会社がどんなことをやっているのか、会社のアウトラインが見えました。様々な商材を取り扱っていて、積極的に海外展開もするなどしてビジネスを広げており、法務担当の人材の必要性を強く感じました。

ますます重要度を増す企業内法務

法務担当として日常的な仕事は締結予定の契約書の確認です。内容がこちらの認識通りか、法律上問題となるような記載はないかなど一字一句漏らさず確認します。取引内容の把握が非常に大事なので各部署の担当者によく話を聞きに行きます。様々な取引構造がわかるのも企業法務の楽しいところですね。また、海外事業の場合は相手国の法律を知る必要もあり、相手国にある法律事務所やリーガルネットワークを使いながら業務にあたっています。もうひとつ大事な仕事は、社内の法律知識の底上げです。契約書の雛形を整備したり、私が講師を務める社内研修では、契約書の一般的な記載条項や、立場の違いにおける契約書の書き分けの必要性などを伝えています。今後、都市ガス事業以外の新たな成長分野を確立する方針を掲げ、新規事業や海外事業に意欲的な当社にとって、法務の重要性はますます増すのではないかと思います。

※所属等は、取材当時のものです。