PERSON
脱炭素の課題に向き合う
そこに大きなやりがいがある
2017年新卒入社
梅原 雅高(Masataka Umehara)
理工学部 都市システム工学科卒
営業本部 産業エネルギー部
産業エネルギーグループ 開発チーム
お客さまの
エネルギーニーズに応える
入社後、ホテルや飲食業、商業施設などの業務用のお客さまへの営業を経験し、現在は、産業用とよばれる工場のお客さまに対して、都市ガスやプロパンガス、太陽光発電など、エネルギーに関する総合的な提案を行っています。もはや、都市ガスだけのアピールでは事足りない世情になってきており、燃焼や熱の使用によって排出されるCO2をいかに削減し、回収していくか。工場のお客さまは、特に温室効果ガスの削減に対する意識が高く、単純にガスを「売る」だけでは顧客ニーズに追いつけなくなってきています。今、エネルギー問題はホットな話題だけに、ニュースなどで報道されることも多く、情報収集は欠かせません。常に同時進行で20社前後のお客さまを担当していますが、食品工場から機械製造、ペットボトル製造まで、業種は多岐にわたります。工場の移転とか、新しい工業団地が作られるとか、社内の情報だけでなく、アンテナを張り巡らして仕事に役立てています。
提案は常に相手の視点で考える
当社は、地場に基軸を置きながら、新しい取り組みを積極的に展開していたり、海外に進出したり。本業のガスにとどまらないサービスを提供していこうという企業姿勢に強い興味と魅力を感じました。理工学部で環境や土木を学んできたことは今の仕事にそれなりに活きていると思いますが、学ぶ量は入社してからの方がはるかに濃密です。エネルギー管理士等の試験勉強も経て、提案にも説得力が加わり、信頼づくりにも役立っています。入社当時はわからないことばかりで、基本的に教わって実践していくことの繰り返しでしたが、今は、提案内容を自ら発想し、ロジックを組み立て、チーム員や上司と議論しながらブラッシュアップしています。確実に成長しているなと実感する一方で、キャリアを重ねていくと、たまに独りよがりになることもあります。相手視点からどう見えているのか。一人称の自分視点ではなく、二人称の相手視点で考えろ、と常に自分に言い聞かせています。
※所属等は、取材当時のものです。