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2023年2月17日

静岡県榛南地域の藻場再生プロジェクトで創出された、静岡県初の「Jブルークレジット」を取得

 静岡ガス株式会社は2月17日、静岡県では初めて創出、公募販売された、静岡県榛南地域における藻場再生プロジェクト由来の「Jブルークレジット」49.1 t-CO2のうち、1.4 t-CO2分を取得しました。
 本クレジットは、ジャパンブルーエコノミー技術研究組合(JBE)が令和4年度に認証・発行した、海藻などが大気中の二酸化炭素を吸収するブルーカーボン※1の仕組みを活用した「Jブルークレジット」です。榛南地域磯焼け対策推進協議会、榛南磯焼け対策活動協議会が、牧之原市から御前崎市の沿岸域に分布するカジメ※2の藻場、約870haを再生、保全活動を行い創出しました。
 静岡ガスは本クレジットを取得することで、榛南地域の藻場における保全活動を後押しします。また、取得した本クレジットについては「静岡ガスグループ2050年カーボンニュートラルビジョン」※3の実現に向けた取り組みに活用します。
静岡ガスグループは今後も、地域のカーボンニュートラル社会の実現に貢献してまいります。

※1 植物など、陸上生物が吸収した二酸化炭素をグリーンカーボン、海の生物が吸収した二酸化炭素をブルーカーボンと呼ぶ。近年、新たな二酸化炭素吸収源として注目されている。

※2 コンブ科の褐藻(かっそう)。藻類の一群。水深5~20メートルの海底に生え、茎は長さ1~2メートルで、大きな羽状の葉をもつ。

※3 2021年8月に公表。2050年カーボンニュートラルを達成するため、2030年時点でのCO2排出削減量200万トンを目標に掲げた。お客さま先や地域全体でのエネルギー高度利用と省エネ推進、ガス・電気のカーボンニュートラル化、CO2吸収と利用などを行っていく。
(特設サイト: https://www.shizuokagas.co.jp/about/2050cnvision/index.html

以上