CROSS TALK

子育て社員座談会

子育て社員座談会

仕事も子育ても自分らしく。
多様な働き方を実現。

静岡ガスは、社員一人ひとりがライフステージに合わせて安心して働ける制度と職場環境を提供しています。今回、子育てをしながら仕事の最前線で活躍する社員4名のリアルな経験や声を通して、その取り組みをご紹介します。

MEMBER

竹内 知保

竹内 知保

営業本部 くらしデザイン部
お客さまデザイングループ
富士チーム 運営チーフ
1997年入社

佐野 拓馬

佐野 拓馬

導管ネットワーク本部 導管部
東部導管ネットワークセンター
本管グループ 設計第二チーム
2013年入社

井上 里依子

井上 里依子

経営戦略本部 経営企画部
経理・財務担当
2014年入社

平山 陽一

平山 陽一

グローバル・エネルギー本部
電力・環境部
再エネ・環境担当
2015年入社

TALK THEME

子育てと仕事の両立について

01.

自己紹介

02.

育休取得までに
感じたこと

03.

育休中の不安

04.

復職後の苦労と工夫

05.

職場の雰囲気

06.

育休経験者としての
これから

01.

自己紹介

子育てと仕事の両立について|自己紹介

営業本部の竹内です。ショールーム運営のチーフとしてチームをまとめています。11歳と8歳、小学生の男の子がいます。私はすでに乳児や幼児といった段階の子育てを終えていますので、今日は私の経験を通して、皆さんに何かアドバイスやヒントになるようなお話ができればいいなと思っています。

導管ネットワーク本部の佐野です。3歳の女の子と1歳4か月の男の子がいます。2人目が生まれたときに、半年間の育児休業を取得しました。2人の子育てに必死なところはありますが、育休中の妻と協力しながら毎日を頑張っています。

経営戦略本部の井上です。5歳と2歳の女の子がいます。2人目の育児休業から復帰後しばらくして、現在の職場に異動しました。経理の経験はありませんでしたので、覚えることもたくさんあってバタバタしながら毎日を過ごしています。

グローバル・エネルギー本部の平山です。2歳と6か月の女の子がいます。最初の子のときは仕事を優先していましたが、2人目が生まれてからは育児休業を2か月取得して子育てと仕事のバランスをとっています。

子育てと仕事の両立について|自己紹介
子育てと仕事の両立について|自己紹介

02.

育休取得までに感じたこと

子育てと仕事の両立について|育休取得までに感じたこと

ご自身あるいはパートナーの妊娠中や育児休業を取得するにあたり、皆さんが感じたこと、苦労したことなどをおしえてください。

2人目が生まれたときに初めて育児休業を取得しました。1人目の頃は世間でも社内でも、男性で育休を取得している人がまだ少なくて、私自身も妻が育休をとってくれればなんとか乗り越えられるだろうと考えていました。ところが1人目を育てていく中で、その大変さを身をもって感じました。2人目が生まれたときには育休を取得している男性社員も多くいましたし、会社に気軽に相談できる環境がありましたので、思い切って半年間育休を取得することに決めました。

私も同じで、1人目のときは育休を取得しなくても大丈夫かなと考えていました。ただ、1人目と2人目を比べると、自分も含め子育てに対する社内の意識や環境はあきらかに変わりました。私としては在宅勤務が可能になったことも幸いでした。在宅勤務は通勤をしなくていいので、昼休みや勤務終了後に家事をこなすことができ、妻に少しでもラクさせることができたのが、すごく良かったと感じています。無事に生まれてきてほしい一心で家事も一生懸命にやりましたが、会社にしっかりと後押ししてもらったからこそ、とも思っています。

1人目を妊娠中、料理教室準備が始まり、これからお客さまもいらっしゃるという状況で体調を崩してしまったことがありました。仕事をこなさなければという気持ちと、自分の身体がどこまで耐えられるのだろうかという心配がありました。スタッフは誰ひとり嫌な顔をせず、お子さんのことを大切にしてくださいねと言ってくれました。周りの温かいサポートって、妊婦の気持ちをどれだけおだやかにできるのかと強く実感したことを覚えています。

私は1人目の妊娠中、切迫早産の可能性がありました。会社に相談したところ、すぐに通勤方法の変更など対応してくれました。つわりがひどければ、会社の制度を利用して出勤時間をずらしたり、時間外勤務を免除することができますし、部署によっては在宅勤務もできるので、妊娠中も周囲のサポートと制度の利用でとても助かりました。

子育てと仕事の両立について|育休取得までに感じたこと
子育てと仕事の両立について|育休取得までに感じたこと

03.

育休中の不安

育児休業中は仕事の引継ぎやキャリアストップなどの不安はありましたか?

上司に会社の状況や社内の様子を定期的にメールなどで共有してもらっていました。会社で起きていることを知るだけで不安は減りましたね。また育休前に、子供が生まれる予定の社員全員が行う、育児と仕事の両立支援面談で、しっかりと話ができていたことで安心して育児に専念できたと思っています。育休中や育休明けの行動プランを上司と一緒に考えられるのは、育休を取得するうえでとても効果的な仕組みだと思います。

子育てと仕事の両立の不安を聞いてくれたり、一緒に考えてくれる機会があるのは心強いですね。私の時は、女性が育休に入ることが当たり前すぎて、そのような仕組みが整っていませんでした。復職前に会社のホームページを見て、今どういう状況なんだろうとすごく調べた気がします。育休明けの働き方について考え始めたのも復職直前でした。復職後、ルールや仕事が変わっていることもあって、ドキッとしたのを覚えています。

子育てと仕事の両立について|育休中の不安
子育てと仕事の両立について|育休中の不安

私も平山さんと同じように、妻の妊娠が分かった時点で上司と面談を行いました。育休取得にあたって、引き継ぎをどうするか、復職に向けて必要なことなど、ある程度早い段階で決まったので、育休にもスムーズに入れました。半年間の育休中は、職場で忘れられてしまうのではと不安がありましたが、定期的に上司から連絡をもらったり、復職に向けた面談で会社の様子を知ることができたので、精神的にも救われました。

04.

復職後の苦労と工夫

現在、子育てしながら第一線で活躍されていますが、両立するための苦労や工夫などおしえてください。

復職してから現在も短時間勤務を利用していて、出勤前後の時間を有効に活用しながら子育てと仕事の両立をしています。ただ、復職当初は、急な体調不良で保育園からお迎え依頼の連絡が頻繁に来ることにすごく悩んだ時期がありました。誰に何をお願いするか、分担やスケジュール管理が大変だったことを覚えています。フレックスタイムを利用し、仕事を午後3時に終わらせたり、時には家族を頼り、時間単位休暇を使って保育園へお迎えに行き、母に子どもを預けて、仕事に戻ってというようなこともありました。現在も様々な制度を活用しながら、夫とも協力して子育てと仕事を両立しています。

子どもの体調はすぐに変わったりしますよね。そういった時は、在宅勤務と時間単位休暇、有給休暇の3つを組み合わせてフルに活用しています。時間単位休暇を1時間使って子どもを病院に連れていって、そのあとに在宅勤務をしたり、時間をフレキシブルに使えるのはありがたいなと思っています。とはいえ、業務の責任はついてきます。仕事をおろそかにせず、やるべきことはしっかりとやることを常に心がけています。

子育てと仕事の両立について|復職後の苦労と工夫
子育てと仕事の両立について|復職後の苦労と工夫

私も竹内さんと同じように短時間勤務を利用し、毎日の子供の送り迎えを行っています。また、上の子が幼稚園に通っているため、平日の行事がたくさんあります。子供の成長を感じられる貴重な機会ですし、夫とも協力しながら、フレックスタイムや時間単位休暇を利用し、参加するようにしています。急な体調不良は、業務のスケジュール管理が大変ですが、在宅勤務を使ったり、制度をフル活用して時間をやりくりしています。

私も会社の制度は結構使わせてもらっています。育休中に妻の様子を見ていて私がサポートしてあげないとという気持ちになりました。まだまだ妻にはかなわない場面も多いのですが、育休を取得して育児や家事のスキルはあがったので、妻の復職後もうまく家庭を回せるのではないかと思っています。プライベートを加味して仕事をすることで家庭にも仕事にも良い影響が出てきていると感じています。

05.

職場の雰囲気

子育てと仕事の両立について|職場の雰囲気

皆さんが子育てをして感じる、静岡ガスの職場環境や雰囲気についておしえてください。

来年4月に妻が復職予定です。妻の職業柄、突然休むとか、中抜けすることは難しいのですが、2人で協力すればなんとかなるのではと思っています。というのも、私が所属する部署には5人のチーム員がいて、そのうち4人が子育て中のパパです。上司を含め、お互いさまというムードがあるので、みんなでうまく両立できていると感じています。

経理部門には決まってものすごく忙しい時期があります。そんな時に限って子どもが熱を出したりしますが、その時は、上司と業務スケジュールを調整し在宅勤務にします。時間単位休暇も取得して、子どもが落ち着くと仕事に取り掛かるといった感じです。予想外のことがあっても、なんとかやっていけると思えるのは会社の制度が充実しているというのもありますが、何より上司や同僚が柔軟に対応してくれるからだと感謝しています。

周りには子育てしているパパやママがたくさんいますし、部署のメンバーと声掛けや情報共有しながら協力しあえる環境だと感じています。上の世代の方も「自分の時はできなかったからね」と言いながら、とても気にしてくださっています。両立をしやすくするという雰囲気が会社全体に広がっているように感じます。

06.

育休経験者としての
これから

育児休業を取得した経験者として、今後、どのように社内にフィードバックしたいと考えますか。

子育て支援企業として当たり前なのかもしれませんが、これまで2人の子育てをしているなかで、周りの方が嫌な顔ひとつせずに接してくださることが何よりもありがたいです。これからは私なりの経験を伝え、全力で子育てを応援していこうという気持ちでいます。 子育ては育休を取って終わりではないので、復職してからも男性も育児に参加し、子供の成長を一緒になって見守ってほしいと思います。

私が所属する部署には子育て中の社員が多くいます。チーフである私自身も短時間勤務を利用していますが、お互いの価値というか、生活を理解し、どのような事情があってもみんなが臨機応変に対応して、誰もが働きやすい会社であり続けられたらと。そのためにチーフとしてできるサポートをしたいと思います。

子育てと仕事の両立について|育休経験者としてのこれから

ここにいる私たちは、育児休業のプロフェッショナルです。この先、マネジメント職になることがあれば、育休制度や仕組み、子育ての意識や育休中の過ごし方など、私の経験をアドバイスできる上司になりたいと考えています。子育て以外にも、介護もそうですし、働き方も含め、悩みも多様化しています。一人ひとりに向き合いながら、とくに男性社員の育休取得については全面的に後押したいと思っています。

子どもが生まれる前までは、より早く仕事を終わらせようという意識が薄かったと思います。子育て中の今は、仕事と育児、うまくオンオフが切り替えられています。仕事における効率とか、無駄をなくすとか、短い時間でしっかりと成果を出すという意識がより強くなりました。子どもができたことで仕事への向き合い方が変わり、おのずとステップアップにつながると考え、業務に取り組んでいます。

静岡ガスの子育て支援制度

男性も女性も関係なく安心して仕事と育児を両立できるように、制度設計だけでなく社内風土や職場環境づくりも含めて推進しています。2024年度の男性の育児休業取得率は85%(対象となる男性社員20名中17名が取得)となりました。

主な制度

● 事業所内保育施設「森のほいくえん」の運営
● 中学校就学前まで利用できる両立制度
・育児短時間勤務制度 
・時間外勤務免除制度
●各種勤務制度
・フレックス勤務 ・時差勤務 ・在宅勤務
・時間単位休暇 ・子の看護サポート休暇

静岡ガスの子育て支援制度 プラチナくるみん