トップページ > プレスリリース・お知らせ一覧 > 原料費調整制度に基づく2019年10月のガス料金について
原料費調整制度に基づく2019年10月のガス料金について
2019年8月30日
静岡ガス株式会社(代表取締役社長執行役員 岸田裕之)は、原料費調整制度(注1)に基づき、2019年10月検針分のガス料金の従量料金単価を、2019年9月検針分に比べ、1m3 あたり▲1.27円(税込)調整させていただきます。
これは、今回2019年5月〜2019年7月におけるLNG及びプロパンの価格(貿易統計)に基づいて算定される平均原料価格が、前回(2019年4月〜2019年6月)に比べ下がった(950円/トン)ためです。
また、当社は消費税法・地方税法の改正により、2019年10月1日より消費税率が10%に引き上げられることに伴い、2019年10月1日を実施日とする一般ガス供給約款および選択約款の改定をいたします。
これらにより、標準家庭(注2)1カ月あたりのガス料金は、2019年9月検針分に比べ98円(税込)の値上げとなります。
なお、2019年9月30日以前から継続して一般ガス供給約款および選択約款をご契約のお客さまには、経過措置として10月検針分までを旧税率8%を適用いたします。その場合、原料費調整制度(注1)に基づき、2019年10月検針分のガス料金の従量料金単価を、2019年9月検針分に比べ、1m3あたり▲0.79円(税込)調整させていただきます。これにより、標準家庭(注2)1カ月あたりのガス料金は、2019年9月検針分に比べ23円(税込)の値下げとなります。
2019年10月検針分のガス料金
料金表(一般ガス供給約款:45MJ、消費税率8%を適用)
料金表 | 1ヵ月のご使用量 | 基本料金 | 従量料金単価 | (参考) 2019年9月の 従量料金単価 |
---|---|---|---|---|
A | 0m3から10m3まで | 842.40円 | 202.32円 | 203.11円 |
B | 10m3をこえて25m3まで | 885.60円 | 198.00円 | 198.79円 |
C | 25m3をこえて60m3まで | 1,404.00円 | 177.27円 | 178.06円 |
D | 60m3をこえて150m3まで | 1,522.80円 | 175.28円 | 176.07円 |
E | 150m3をこえるもの | 1,709.50円 | 174.04円 | 174.83円 |
料金表(一般ガス供給約款:45MJ、消費税率10%を適用)
料金表 | 1ヵ月のご使用量 | 基本料金 | 従量料金単価 |
---|---|---|---|
A | 0m3から10m3まで | 858.00円 | 206.06円 |
B | 10m3をこえて25m3まで | 902.00円 | 201.66円 |
C | 25m3をこえて60m3まで | 1,430.00円 | 180.55円 |
D | 60m3をこえて150m3まで | 1,551.00円 | 178.52円 |
E | 150m3をこえるもの | 1,741.15円 | 177.25円 |
標準家庭の1ヵ月あたりガス料金
1カ月あたりガス料金 | 2019年10月 | 2019年9月 | 増減 |
---|---|---|---|
消費税率8% | 6,544円 | 6,567円 | ▲23円 |
消費税率10% | 6,665円 | 98円 |
原料費調整制度による変動額
貿易統計による原料価格および平均原料価格
2019年5月〜 2019年7月 |
2019年4月〜 2019年6月 |
増減 | |
---|---|---|---|
トン当たりLNG平均価格 | 53,430円 | 54,270円 | - |
トン当たりプロパン平均価格 | 53,490円 | 56,080円 | - |
平均原料価格 | 53,740円 | 54,690円 | ▲950円 |
調整額
調整額 | 2019年10月 | 2019年9月 | 増減 |
---|---|---|---|
消費税額8% | ▲25.95円 | ▲25.16円 | ▲0.79円 |
消費税額10% | ▲26.43円 | ▲1.27円 |
変動額の計算式
平均原料価格
平均原料価格=トン当たりLNG平均価格×0.9424+トン当たりプロパン平均価格×0.0633
=53,430 × 0.9424 + 53,490 × 0.0633
=53,740(算定結果の10円未満の端数は四捨五入)
原料価格変動額
原料価格変動額=平均原料価格−基準平均原料価格(注3)
=53,740 − 83,090
=-29,300(算定結果の100円未満の端数は切り捨て)
調整額(消費税率8%)
調整額=原料価格変動額×0.082÷100×(1+消費税率)
=-29,300 × 0.082 ÷ 100 × 1.08
=-25.95(算定結果がマイナスの場合は小数第3位以下の端数は切り上げ)
調整額(消費税率10%)
調整額=原料価格変動額×0.082÷100×(1+消費税率)
=-29,300 × 0.082 ÷ 100 × 1.10
=-26.43(算定結果がマイナスの場合は小数第3位以下の端数は切り上げ)
注)
- 原料費調整制度とは、経済情勢の変化を迅速に反映した料金とするため、原料費の変動に応じ毎月料金を見直す制度です。
- 標準家庭での使用量は、29m3 /月(2006年〜2010年の5年間の家庭用平均使用量)として算定しています。
- 基準平均原料価格は2015年1月〜3月を算定期間とし、83,090円としています。