原料費調整制度に基づく2019年6月のガス料金について

2019年4月26日

　静岡ガス株式会社（代表取締役社長執行役員 岸田裕之）は、原料費調整制度（注1）に基づき、2019年6月検針分のガス料金の従量料金単価を、2019年5月検針分に比べ、1m³ あたり▲1.33円（税込）調整させていただきます。

　これは、今回2019年1月〜2019年3月におけるLNG及びプロパンの価格（貿易統計）に基づいて算定される平均原料価格が、前回（2018年12月〜2019年2月）に比べ下がった（1,490円/トン）ためです。

　これにより、標準家庭（注2）1カ月あたりのガス料金は、2019年5月検針分に比べ39円（税込）の値下げとなります。

2019年6月検針分のガス料金

料金表(一般ガス供給約款：45MJ)

料金表	1ヵ月のご使用量	基本料金	従量料金単価	（参考） 2019年5月の 従量料金単価
A	0m3から10m3まで	842.40円	209.93円	211.26円
B	10m3をこえて25m3まで	885.60円	205.61円	206.94円
C	25m3をこえて60m3まで	1,404.00円	184.88円	186.21円
D	60m3をこえて150m3まで	1,522.80円	182.89円	184.22円
E	150m3をこえるもの	1,709.50円	181.65円	182.98円

標準家庭の1ヵ月あたりガス料金

	2019年6月	2019年5月	増減
1カ月あたりガス料金	6,765円	6,804円	▲39円

原料費調整制度による変動額

貿易統計による原料価格および平均原料価格

	2019年1月〜 2019年3月	2018年12月〜 2019年2月	増減
トン当たりLNG平均価格	62,660円	64,090円	-
トン当たりプロパン平均価格	52,330円	54,600円	-
平均原料価格	62,360円	63,850円	▲1,490円

調整額

	2019年6月	2019年5月	増減
調整額	▲18.34円	▲17.01円	▲1.33円

変動額の計算式

平均原料価格

平均原料価格=トン当たりLNG平均価格×0.9424＋トン当たりプロパン平均価格×0.0633

=62,660 × 0.9424 ＋ 52,330 × 0.0633
=62,360（算定結果の10円未満の端数は四捨五入)

原料価格変動額

原料価格変動額=平均原料価格−基準平均原料価格（注3）

=62,360 − 83,090
=-20,700（算定結果の100円未満の端数は切り捨て）

調整額

調整額=原料価格変動額×0.082÷100×（1＋消費税率）

=-20,700 × 0.082 ÷ 100 × 1.08
=-18.34（算定結果がマイナスの場合は小数第3位以下の端数は切り上げ）

注）

1. 原料費調整制度とは、経済情勢の変化を迅速に反映した料金とするため、原料費の変動に応じ毎月料金を見直す制度です。
2. 標準家庭での使用量は、29m³ /月（2006年〜2010年の5年間の家庭用平均使用量）として算定しています。
   
3. 基準平均原料価格は2015年1月〜3月を算定期間とし、83,090円としています。