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原料費調整制度に基づく平成29年4月のガス料金について
2017年2月27日
静岡ガス株式会社(取締役社長 戸野谷宏)は、原料費調整制度(注1)に基づき、平成29年4月検針分のガス料金の従量料金単価を、平成29年3月検針分に比べ、1m3 あたり2.04円(税込)調整させていただきます。
これは、今回平成28年11月〜平成29年1月におけるLNG及びプロパンの価格(貿易統計)に基づいて算定される平均原料価格が、前回(平成28年10月〜平成28年12月)に比べ上がった(2,330円/トン)ためです。
これにより、標準家庭(注2)1カ月あたりのガス料金は、平成29年3月検針分に比べ、59円(税込)の値上げとなります。
平成29年4月検針分のガス料金
料金表(一般ガス供給約款:45MJ)
料金表 | 1ヵ月のご使用量 | 基本料金 | 従量料金単価 | (参考) 平成29年3月の 従量料金単価 |
---|---|---|---|---|
A | 0m3から10m3まで | 842.40円 | 192.93円 | 190.89円 |
B | 10m3をこえて25m3まで | 885.60円 | 188.61円 | 186.57円 |
C | 25m3をこえて60m3まで | 1,404.00円 | 167.88円 | 165.84円 |
D | 60m3をこえて150m3まで | 1,522.80円 | 165.89円 | 163.85円 |
E | 150m3をこえるもの | 1,709.50円 | 164.65円 | 162.61円 |
標準家庭の1ヵ月あたりガス料金
平成29年4月 | 平成29年3月 | 増減 | |
---|---|---|---|
1カ月あたりガス料金 | 6,272円 | 6,213円 | 59円 |
原料費調整制度による変動額
貿易統計による原料価格および平均原料価格
平成28年11月〜 平成29年1月 |
平成28年10月〜 平成28年12月 |
増減 | |
---|---|---|---|
トン当たりLNG平均価格 | 42,650円 | 40,560円 | - |
トン当たりプロパン平均価格 | 46,490円 |
40,920円 |
- |
平均原料価格 | 43,140円 |
40,810円 |
2,330円 |
調整額
平成29年4月 | 平成29年3月 | 増減 | |
---|---|---|---|
調整額 | ▲35.34円 | ▲37.38円 | 2.04円 |
変動額の計算式
平均原料価格
平均原料価格=トン当たりLNG平均価格×0.9424+トン当たりプロパン平均価格×0.0633
=42,650 × 0.9424 + 46,490 × 0.0633
=43,140(算定結果の10円未満の端数は四捨五入)
原料価格変動額
原料価格変動額=平均原料価格−基準平均原料価格(注3)=43,140 − 83,090
=-39,900(算定結果の100円未満の端数は切り捨て)
調整額
調整額=原料価格変動額×0.082÷100×(1+消費税率)=-39,900 × 0.082 ÷ 100 × 1.08
=-35.34(算定結果がマイナスの場合は小数第3位以下の端数は切り上げ)
注)
- 原料費調整制度とは、経済情勢の変化を迅速に反映した料金とするため、原料費の変動に応じ毎月料金を見直す制度です。
- 標準家庭での使用量は、29m3 /月(平成18年〜平成22年の5年間の家庭用平均使用量)として算定しています。
- 基準平均原料価格は平成27年1月〜3月を算定期間とし、83,090円としています。
- 平成29年4月からのガス小売全面自由化に伴い、ガス料金(一般ガス供給約款)は、関東経済産業局の認可を得ずに設定が可能となります。
以上