原料費調整制度に基づく平成29年2月のガス料金について

2016年12月27日

静岡ガス株式会社（取締役社長 戸野谷宏）は、原料費調整制度（注1）に基づき、平成29年2月検針分のガス料金の従量料金単価を、平成29年1月検針分に比べ、1m³ あたり1.68円（税込）調整させていただきます。

これは、今回平成28年9月〜平成28年11月におけるLNG及びプロパンの価格（貿易統計）に基づいて算定される平均原料価格が、前回（平成28年8月〜平成28年10月）に比べ上がった（1,840円/トン）ためです。

これにより、標準家庭（注2）1カ月あたりのガス料金は、平成29年1月検針分に比べ、49円（税込）の値上げとなります。

平成29年2月検針分のガス料金

料金表(一般ガス供給約款：45MJ)

料金表	1ヵ月のご使用量	基本料金	従量料金単価	（参考） 平成29年1月の 従量料金単価
A	0m3から10m3まで	842.40円	189.12円	187.44円
B	10m3をこえて25m3まで	885.60円	184.80円	183.12円
C	25m3をこえて60m3まで	1,404.00円	164.07円	162.39円
D	60m3をこえて150m3まで	1,522.80円	162.08円	160.40円
E	150m3をこえるもの	1,709.50円	160.84円	159.16円

標準家庭の1ヵ月あたりガス料金

	平成29年2月	平成28年1月	増減
1カ月あたりガス料金	6,162円	6,113円	49円

原料費調整制度による変動額

貿易統計による原料価格および平均原料価格

	平成28年9月〜 平成28年11月	平成28年8月〜 平成28年10月	増減
トン当たりLNG平均価格	38,680円	36,900円	-
トン当たりプロパン平均価格	37,340円	34,860円	-
平均原料価格	38,820円	36,980円	1,840円

調整額

	平成29年2月	平成29年1月	増減
調整額	▲39.15円	▲40.83円	1.68円

変動額の計算式

平均原料価格

平均原料価格=トン当たりLNG平均価格×0.9424＋トン当たりプロパン平均価格×0.0633

=38,680× 0.9424 ＋ 37,340× 0.0633
=38,820 （算定結果の10円未満の端数は四捨五入）

原料価格変動額

原料価格変動額=平均原料価格−基準平均原料価格（注3）

=38,820−83,090
=-44,200 （算定結果の100円未満の端数は切り捨て）

調整額

調整額=原料価格変動額×0.082÷100×（1＋消費税率）

=-44,200 × 0.082 ÷ 100 × 1.08
=-39.15（算定結果がマイナスの場合は小数第3位以下の端数は切り上げ）

注）

1. 原料費調整制度とは、経済情勢の変化を迅速に反映した料金とするため、原料費の変動に応じ毎月料金を見直す制度です。
2. 標準家庭での使用量は、29m³ /月（平成18年〜平成22年の5年間の家庭用平均使用量）として算定しています。
   
3. 基準平均原料価格は平成27年1月〜3月を算定期間とし、83,090円としています。