テーマ 街のためにできること

新型コロナウイルスで元気を失った静岡の街を少しでも奮い立たせようと、自ら考え、行動した方を招き、「街のためにできること」とは何かを考える。

GUEST
坂本サジット氏
SERENDIB(セレンディブ)号
静岡市内でカレー店を経営するかたわら、苦境に陥っている市内の飲食店やホテルのテイクアウト弁当を集めて、移動販売代行する「SERENDIB号」の取り組みが共感を集めている。
井上泉氏
YUIプロジェクト
静岡市や藤枝市などの個店を盛り上げようと、応援の気持ちを込めた先払い方式「YUIチケット」プロジェクトで中心的役割を果たす。地場資本の個店の魅力発信やファンづくりに取り組む。
小泉卓登氏
♯おうち先生
東京都内の大学4年に在籍する自らを含め、休校中の大学生と、同じく休校中の小学生をマッチングし、オンラインで勉強を教えるプロジェクト「♯おうち先生」を立ち上げ、話題を集めた。

Moderator

平野雅彦氏
国立大学法人静岡大学人文社会科学部 客員教授
ふじのくに文化情報センター センター長

創立110周年を迎えた静岡ガスが、静岡のみなさんと、静岡の未来を共に考える連続トークイベント「BRIDGE SHIZUOKA」。2020年7月3日(金)に、本編スタートへ向けたプレイベントが開催されました。

会場は静岡ガス本社1階にあるガラス張りのショールーム。開始前のテラスではゲストの一人である坂本サジットさんの応援お弁当販売「SERENDIB号」に、たくさんの方や静ガス社員が集まっていました。小雨の中始まったトークタイムでは、サジットさんを含め、新型コロナウイルスによる影響で元気を失った静岡を少しでも奮い立たせようと、自ら考え、行動したお三方をお招きし、モデレーターの平野雅彦さんによる進行で「街のためにできること」とは何かを考えました。

#おうち先生の小泉卓登さんが体験した子どもたちのパワーやオンラインでの国際交流、YUIプロジェクトの井上泉さんが考えるボランティアの定義やプロジェクトを続けていくためのハードル、坂本サジットさんの「SERENDIB号」という名前に込められた思いやパワーの源。平野さんの鋭くも温かい質問をきっかけに、様々なお話を聞くことができました。また終盤には参加者の方からもコメントをいただきました。

大好きな静岡が10年後も大好きな街であり続けるために、今、自分でできることから動き始める。そんなゲストのみなさんの言葉にハッとさせられた、あっという間の1時間。静岡ガスも、ガスや電気を供給することはもちろん、静岡の未来について考え、みなさんと共につくり上げていく会社でありたいと思っています。そしてこの日出会った言葉が、参加者のみなさんの「一歩動き出す力」のヒントや後押しになることを願っています。

なお、BRIDGE SHIZUOKAは当初、料理教室での食事や飲み物を楽しみながら、ゲストと参加者のみなさんが熱い議論を交わす形を予定していましたが、当面は「新しい生活様式」にのっとっての開催となります。少し寂しさもありますが、その時できる範囲でベストを尽くしてまいります。静岡というまちの未来を担うみなさんのご参加を、心からお待ちしております!

ページの先頭へ