デシカント空調とは、乾燥剤(desiccant:デシカント)を用いて冷房の風の湿度をコントロールするシステムです。空調用に取り込んだ外気を、乾燥剤が充てんされたデシカントローターに通して除湿し、低湿度のさわやかな空調環境を作りだします。
おすすめポイント
エネルギーコスト削減
従来の除湿空調は、過度に冷却した空気を適温にするための再加熱エネルギーが必要でしたが、乾燥剤による除湿のデシカント空調では不要です。
ガスコージェネレーションとの併用
再生用空気の熱源としてガスコージェネレーションの排熱利用を取り入れることで省エネルギー効果がさらに高まります。
滅菌効果
除湿時にローターで空気を過熱することで滅菌効果を発揮。病院や医療機関、食品の製造現場での空調に最適です。
省エネルギー推進に貢献
夏のオフィスビルにおける28℃運転など高温低湿冷房を行なうことで省エネルギーを推進、CO2排出削減に貢献します。