ニュースリリース

国際石油開発帝石との液化天然ガス(LNG)売買に関する基本合意書の締結について −FLNGプロジェクトからの原料調達−

2014年5月29日

静岡ガス株式会社(取締役社長:戸野谷 宏)は、国際石油開発帝石株式会社(以下『INPEX』)が、子会社のINPEX Oil & Gas Australia Pty Ltd(以下『IOGA社』)を通じて参画している、オーストラリア連邦西豪州沖合に位置する「プレリュードFLNGプロジェクト」から生産される液化天然ガス(LNG)の売買について、INPEXと基本合意書を締結しました。

当社は、同プロジェクトからの購入が、供給源の多様化ならびにより一層の安定調達に資するものと考えております。

FLNGプロジェクトとは、浮体構造に天然ガスの液化設備を搭載したフローティングLNG(Floating LNG:FLNG)方式を採用したプロジェクトです。今回、当社が合意に達した「プレリュードFLNGプロジェクト」は、このFLNG方式を採用したプロジェクトであり、西豪州ブルーム市の北北東約475キロメートルの沖合に位置するプレリュードガス田およびコンチェルトガス田を主要な供給源としております。当社とINPEXは、今後LNG売買契約の締結に向けて、引き続き協議を進めてまいります。

静岡ガスは、今後とも、天然ガスの普及・拡大を通じて地域社会の発展に寄与するとともに、低炭素社会の実現に貢献してまいります。

LNG売買に関する基本合意の概要

売主 国際石油開発帝石(INPEX)
買主 静岡ガス
契約期間 2017年から8年間
契約数量 年間約7万トン
受渡条件 着桟渡し(Ex-Ship)

売主の概要

会社名 国際石油開発帝石株式会社
所在地 東京都港区赤坂五丁目3-1 赤坂Bizタワー
社長 北村 俊昭

プレリュードFLNGプロジェクト生産量

生産量

LNG:360万トン/年
LPG:40万トン/年

コンデンセート:36,000バレル/日

プレリュードガス田およびコンチェルトガス田のロケーション

以上