2014年3月24日
静岡ガス株式会社(取締役社長:戸野谷宏)は、3月20日、清水エル・エヌ・ジー袖師基地に入港したマレーシアからのLNG※船「Seri Alam(セリアラム)号」からの受け入れをもって、LNG(液化天然ガス)の累計受入量が1,000万トンを達成しました。
当社は、従来の石油系原料の都市ガスから天然ガスを主原料とする都市ガスに切り替えるため、平成8年6月にマレーシアからの第1船「Puteri Nilam(プテリニラム)号」によりLNGの輸入を開始しました。以来18年間、マレーシアやオーストラリアなどからLNGを受け入れてまいりました。今回の1,000万トンは187隻目での達成となります。この間、関係する多くの皆さまからいただいたご協力に心より感謝いたします。
清水エル・エヌ・ジー基地からは、地域のお客さまへの都市ガス供給はもとより、広域パイプラインによる都市ガス事業者などへの卸供給やLNGローリー供給を行っております。
当社は天然ガスの普及と安定供給はもとより、その高度利用を通して、地域の経済社会の発展に寄与すると共に、低炭素社会の実現に貢献していきます。
※ | LNG:液化天然ガス(Liquefied Natural Gas)の略語。天然ガスは-162℃で液化し、体積が600分の1になる。この特性を利用して、海外のガス田で採取された天然ガスは液化され、一度に多くの量がタンカーで輸送されている。 |
清水エル・エヌ・ジー袖師基地
Seri Alam号