社員向け安全教育VRコンテンツの開発について

2024年11月12日

　静岡ガス株式会社（代表取締役 社長執行役員 松本尚武）は、実体験が難しいガス事故や危険事例についてVRを通して体験することを目的に、西川コミュニケーションズ株式会社（代表取締役 社長 西川栄一）と共同で、ガスの保安業務に従事する静岡ガスグループ社員に向けた安全教育VRコンテンツを開発し、運用を開始しました。

　近年、古いガス管の入替や設備の更新が進んだことにより、ガス保安従事者が実体験を通してガス事故における危険予知能力を養える業務機会が減少しています。当コンテンツでは、ガス漏れ現場の対応等、さまざまな事故現場における危険予測訓練を、視覚・聴覚を通じた高い没入感とともにVR空間で体験することができます。体験者は与えられたミッションを遂行するために自ら考えて適切な作業手順を選択する必要があり、正しく選択すると「合格」、それ以外は「警告」または「危険」等、判断した結果によって評価が変化します。当コンテンツの導入により、体験者に「考える」機会を与えることで、保安に対する意識の向上につなげます。

　静岡ガスグループは、ガス保安従事者の更なる安全意識の醸成を図るとともに、地域の安全・安心に努めてまいります。

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