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原料費調整制度に基づく2024年11月のガス料金について
2024年9月27日
静岡ガス株式会社(代表取締役 社長執行役員 松本尚武)は、原料費調整制度※1に基づき、2024年11月検針分のガス料金の従量料金単価を、2024年10月検針分に比べ、1m3あたり0.54円(税込)調整いたします。これは、今回2024年6月~2024年8月におけるLNGおよびプロパンの価格(貿易統計)に基づいて算定される平均原料価格が、前回(2024年5月~2024年7月)に比べ上がった(610円/トン)ためです。 今回発表された2024年11月分のガス料金には、「酷暑乗り切り緊急支援」に基づく値引きが反映されていますが、値引きが前月分までの17.5円/m3から10.0円/m3に縮小されます。その結果、従量料金単価は2024年10月分と比べ8.04円の値上げとなります。
これにより、標準家庭※21カ月あたりのガス料金は、2024年10月検針分に比べ201円(税込)の値上げとなります。
2024年11月検針分のガス料金
料金表(一般ガス供給約款:45MJ)
料金表 | 1ヵ月のご使用量 | 基本料金 | 従量料金単価 ※3 |
(参考) 2024年10月の 従量料金単価 ※4 |
---|---|---|---|---|
A | 0m3から10m3まで | 858.00円 | 233.31円 | 225.27円 |
B | 10m3をこえて25m3まで | 902.00円 | 228.91円 | 220.87円 |
C | 25m3をこえて60m3まで | 1,430.00円 | 207.80円 | 199.76円 |
D | 60m3をこえて150m3まで | 1,551.00円 | 205.77円 | 197.73円 |
E | 150m3をこえるもの | 1,741.15円 | 204.50円 | 196.46円 |
標準家庭の1ヵ月あたりガス料金
2024年11月 | 2024年10月 | 増減 | |
---|---|---|---|
1カ月あたりガス料金 | 6,624円 | 6,423円 | 201円 |
原料費調整制度による変動額
貿易統計による原料価格および平均原料価格
2024年6月~ 2024年8月 |
2024年5月~ 2024年7月 |
増減 | |
---|---|---|---|
トン当たりLNG平均価格 | 94,610円 | 93,830円 | - |
トン当たりプロパン平均価格 | 94,820円 | 96,800円 | - |
平均原料価格 | 95,160円 | 94,550円 | 610円 |
調整額
2024年11月 | 2024年10月 | 増減 | |
---|---|---|---|
調整額 | 10.82円 | 10.28円 | 0.54円 |
変動額の計算式
平均原料価格
平均原料価格 = トン当たりLNG平均価格 × 0.9424 + トン当たりプロパン平均価格 × 0.0633
= 94,610 × 0.9424 + 94,820 × 0.0633
= 95,160 (算定結果の10円未満の端数は四捨五入)
原料価格変動額
原料価格変動額=平均原料価格−基準平均原料価格※4
= 95,160 - 83,090
= 12,000(算定結果の100円未満の端数は切り捨て)
調整額
調整額=原料価格変動額×0.082÷100×(1+消費税率)
= 12,000 × 0.082 ÷ 100 × 1.10
= 10.82(算定結果の小数3位以下の端数は切り捨て)
※1 原料費調整制度とは、経済情勢の変化を迅速に反映した料金とするため、原料費の変動に応じ毎月料金を見直す制度です。
※2 標準家庭での使用量は、25m3/月(2017年~2021年の5年間の家庭用平均使用量)として算定しています。
※3 1m3 あたり10.0円の「酷暑乗り切り緊急支援」に基づく値引きがされています。
※4 1m3 あたり17.5円の「酷暑乗り切り緊急支援」に基づく値引きがされています。
詳細は資源エネルギー庁「電気・ガス料金支援サイト」をご覧ください。
(https://denkigas-gekihenkanwa.go.jp/)
※5 基準平均原料価格は2015年1月~3月を算定期間とし、83,090円としています。