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静岡ガス&パワー富士発電所、出力15,600kWのガスエンジン発電設備の増設を決定
発電出力2倍に、電力調達コスト低減化へ
2022年5月16日
静岡ガス株式会社(代表取締役 社長執行役員 岸田裕之)のグループ会社で、電力事業を展開する静岡ガス&パワー株式会社(代表取締役 取締役社長 上木敏)は、同社が運営する静岡ガス&パワー富士発電所※1において、最大出力が合計15,600kWとなるガスエンジン発電設備2基の増設工事を行うことを決定しました。2022年8月に着工、2023年度中の運転開始を予定しています。
同発電所の発電能力は、出力17,010kWの既存設備と合わせ最大32,610kWとなります。電力調達における自社発電比率を向上させ、電力の安定供給と調達コストの低減化・平準化を図ります。発電した電力は静岡ガスグループが提供する「SHIZGASでんき※2」として地域のお客さまに販売します。
静岡ガスグループは、再生可能エネルギー電源の開発を進めると同時に、地域内で電力を相互融通するエネルギーネットワークの構築を目指しています。再生可能エネルギーは天候によって出力が不安定に変動しますが、機動性に優れたガスエンジン発電を有する同発電所が、電力ネットワーク内における電力需給の調整役を担います。
今後も安定的にエネルギーを供給する体制を強化するとともに、脱炭素社会を見据えた取り組みを推進し、持続可能な社会の実現と地域社会のさらなる発展に貢献してまいります。
※1 所在地は静岡県富士市蓼原。2016年4月から運営開始。既存の発電設備はガスエンジン発電2基、ガス差圧発電2基。ガス発電以外の電源として、地域の工場が発電した際の余剰電力を調達するなど、電力の地産地消を推進。
※2 2016年4月から販売開始。2022年4月末時点のお客さま数は約7.8万件。
今回増設するガスエンジン発電設備
メーカー | 川崎重工業株式会社 |
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機種 | カワサキグリーンガスエンジン KG-18-T |
出力 | 7,800kW/基 |
発電効率 | 51.0% |
