トップページ > プレスリリース・お知らせ一覧 > カーボンニュートラル都市ガスの初供給について
カーボンニュートラル都市ガスの初供給について
静岡県内3社へ、CO2を2万トン削減
2022年4月1日
静岡ガス株式会社(代表取締役 社長執行役員 岸田裕之)は4月1日、当社初となるカーボンニュートラル都市ガスの供給契約を、丸井製紙株式会社の本社工場(所在地:静岡県富士市)、株式会社ヤヨイサンフーズの清水工場(所在地:静岡県静岡市)、熱海ガス株式会社(所在地:静岡県熱海市)と締結し、同日に供給※1を開始しました。
カーボンニュートラル都市ガスは、2021年9月に導入したカーボンニュートラルLNG※2を活用します。天然ガスの採掘から燃焼に至るまでの工程で発生するCO2を、森林保全や再生可能エネルギー事業で創出されたカーボンクレジットで相殺することで、実質的にCO2が発生しないものとみなされます。
今回、当該3社へ供給している都市ガスをカーボンニュートラル都市ガスへ切り替えていくことで、合計で約2万トンのCO2削減を見込んでいます。
静岡ガスグループは2021年8月に「2050年カーボンニュートラルビジョン」を公表し、2030年までの目標として「CO2削減貢献量200万トン」※3を掲げています。今後もお客さまとともに脱炭素社会を見据えた取り組みを推進し、地域の持続的な成長に貢献してまいります。
※1 熱海ガスには卸供給となります。
※2 株式会社INPEXから導入。同カーボンクレジットは、信頼性の高い認証機関(アメリカのNPO団体であるVerra)の、自主的炭素市場で広く認知されたカーボンクレジット認証スキームVCS(Verified Carbon Standard)によってCO2排出削減効果が認証されています。
※3 2021年度から2030年度までの静岡ガスグループの事業活動を通じたCO2排出削減貢献量。