中遠ガス、水道・ガスメーターを用いた高齢者見守りサービスの実証実験に参画

2022年1月11日

　静岡ガス株式会社（代表取締役 社長執行役員 岸田裕之）のグループ会社である中遠ガス株式会社（代表取締役社長 森田吉春）は1月28日から約１年間、掛川市内の高齢者世帯13戸を対象に、水道と都市ガスの使用量データから生活動向を24時間確認する実証実験に参画します。このような手法を見守りの用途に活用する取り組みは、静岡県内初の試みとなります。

　このほど静岡県掛川市、愛知時計電機株式会社と「見守りサービス実証実験の実施に関する協定」を締結しました。一般的に、水道は2か月に1度、都市ガスは月に1度担当者が訪問し、検針作業を行います。今回の実証実験では、スマートメーターを取り付け、1時間ごとの使用量を自動で収集しデータ化します。双方のデータを重ね合わせることで、数日間水道とガスの使用がないなど通常と異なる状況を検知すると、市の担当者が安否確認の連絡・訪問をする見守りサービスの有効性を検証します。

　中遠ガスは掛川市を中心に、静岡県西部で都市ガスに加え、LPガス、電気などのエネルギーサービスを展開し、2021年に創立60周年を迎えました。今後も様々なパートナーシップを通して、地域社会の課題解決に寄与してまいります。

実証実験概要