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カーボンニュートラルLNGの初導入について
2021年9月1日
静岡ガス株式会社(代表取締役 社長執行役員 岸田裕之)は、環境負荷を抑えたカーボンニュートラルLNGを初めて導入します。LNG船は9月4日、グループ会社である清水エル・エヌ・ジー株式会社袖師基地(静岡県静岡市)に入港する予定です。
今回のカーボンニュートラルLNGは、天然ガスの採掘から液化、輸送、再気化、国内顧客による燃焼に至るまでの全ての工程で発生する温室効果ガスに対して、株式会社INPEX(代表取締役社長 上田隆之)がカーボンクレジットを用いたオフセットを行って供給するものです。このカーボンクレジットはVCS(Verified Carbon Standard)によって、世界各地の環境保全プロジェクトなどにおける温室効果ガス排出削減効果が認証されています。調達量はLNG船1隻分(約7万トン)で、お客さまのご要望に応じて、カーボンニュートラルな都市ガスとして順次、提供する予定です。
静岡ガスは1990年代から、天然ガスの普及拡大やエネルギーの高度利用の提案・推進を通して、地域の低炭素化を後押ししてきました。本年8月には「2050年カーボンニュートラルビジョン」を公表し、カーボンニュートラルメタンや水素などの新技術活用や再生可能エネルギー電源の開発、森林保全を含めたCO2の回収を通して、2050年に脱炭素社会の実現を目指す方針を示しました。
今後も、お客さまとともに未来を見据えた取り組みを強力に推進し、地域活性化と持続的な成長に貢献してまいります。
以上