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原料費調整制度に基づく2021年4月のガス料金について
2021年2月25日
静岡ガス株式会社(代表取締役社長執行役員 岸田裕之)は、原料費調整制度(注1)に基づき、2021年4月検針分のガス料金の従量料金単価を、2021年3月検針分に比べ、1m3 あたり4.33円(税込)調整いたします。
これは、今回2020年11月〜2021年1月におけるLNG及びプロパンの価格(貿易統計)に基づいて算定される平均原料価格が、前回(2020年10月〜2020年12月)に比べ上がった(4,840円/トン)ためです。
これにより、標準家庭(注2)1カ月あたりのガス料金は、2021年3月検針分に比べ126円(税込)の値上げとなります。
2021年4月検針分のガス料金
料金表(一般ガス供給約款:45MJ)
料金表 | 1ヵ月のご使用量 | 基本料金 | 従量料金単価 | (参考) 2021年3月の 従量料金単価 |
---|---|---|---|---|
A | 0m3から10m3まで | 858.00円 | 194.51円 | 190.18円 |
B | 10m3をこえて25m3まで | 902.00円 | 190.11円 | 185.78円 |
C | 25m3をこえて60m3まで | 1,430.00円 | 169.00円 | 164.67円 |
D | 60m3をこえて150m3まで | 1,551.00円 | 166.97円 | 162.64円 |
E | 150m3をこえるもの | 1,741.15円 | 165.70円 | 161.37円 |
標準家庭の1ヵ月あたりガス料金
2021年4月 | 2021年3月 | 増減 | |
---|---|---|---|
1カ月あたりガス料金 | 6,331円 | 6,205円 | 126円 |
原料費調整制度による変動額
貿易統計による原料価格および平均原料価格
2020年11月〜 2021年1月 |
2020年10月〜 2020年12月 |
増減 | |
---|---|---|---|
トン当たりLNG平均価格 | 40,070円 | 35,330円 | - |
トン当たりプロパン平均価格 | 50,740円 | 44,850円 | - |
平均原料価格 | 40,970円 | 36,130円 | 4,840円 |
調整額
2021年4月 | 2021年3月 | 増減 | |
---|---|---|---|
調整額 | ▲ 37.98円 | ▲ 42.31円 | 4.33円 |
変動額の計算式
平均原料価格
平均原料価格=トン当たりLNG平均価格×0.9424+トン当たりプロパン平均価格×0.0633
=40,070× 0.9424 + 50,740× 0.0633
=40,970(算定結果の10円未満の端数は四捨五入)
原料価格変動額
原料価格変動額=平均原料価格−基準平均原料価格(注3)
=40,970−83,090
=-42,100(算定結果の100円未満の端数は切り捨て)
調整額
調整額=原料価格変動額×0.082÷100×(1+消費税率)
=-42,100 × 0.082 ÷ 100 × 1.10
=-37.98(算定結果がマイナスの場合は小数3位以下の端数は切り上げ)
注)
- 原料費調整制度とは、経済情勢の変化を迅速に反映した料金とするため、原料費の変動に応じ毎月料金を見直す制度です。
- 標準家庭での使用量は、29m3 /月として算定しています。
- 基準平均原料価格は2015年1月〜3月を算定期間とし、83,090円としています。
以上