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原料費調整制度に基づく2021年2月のガス料金について
2020年12月25日
静岡ガス株式会社（代表取締役 社長執行役員 岸田裕之）は、原料費調整制度（注1）に基づき、2021年2月検針分のガス料金の従量料金単価を、2021年1月検針分に比べ、1ｍ3 あたり0.63円（税込）調整いたします。
これは、今回2020年9月～2020年11月におけるLNG及びプロパンの価格（貿易統計）に基づいて算定される平均原料価格が、前回（2020年8月～2020年10月）に比べ上がった（720円/トン）ためです。
これにより、標準家庭（注2）1カ月あたりのガス料金は、2021年1月検針分に比べ18円（税込）の値上げとなります。
2021年2月検針分のガス料金
料金表(一般ガス供給約款：45MJ)
| 料金表 | 1ヵ月のご使用量 | 基本料金 | 従量料金単価 | （参考） 2021年1月の 従量料金単価 |
|---|---|---|---|---|
| A | 0m3から10m3まで | 858.00円 | 187.29円 | 186.66円 |
| B | 10m3をこえて25m3まで | 902.00円 | 182.89円 | 182.26円 |
| C | 25m3をこえて60m3まで | 1,430.00円 | 161.78円 | 161.15円 |
| D | 60m3をこえて150m3まで | 1,551.00円 | 159.75円 | 159.12円 |
| E | 150m3をこえるもの | 1,741.15円 | 158.48円 | 157.85円 |
標準家庭の1ヵ月あたりガス料金
| 2021年2月 | 2021年1月 | 増減 | |
|---|---|---|---|
| 1カ月あたりガス料金 | 6,121円 | 6,103円 | 18円 |
原料費調整制度による変動額
貿易統計による原料価格および平均原料価格
| 2020年9月〜 2020年11月 |
2020年8月〜 2020年10月 |
増減 | |
|---|---|---|---|
| トン当たりLNG平均価格 | 32,140円 | 31,500円 | - |
| トン当たりプロパン平均価格 | 41,940円 | 40,010円 | - |
| 平均原料価格 | 32,940円 | 32,220円 | 720円 |
調整額
| 2021年2月 | 2021年1月 | 増減 | |
|---|---|---|---|
| 調整額 | ▲45.20円 | ▲45.83円 | 0.63円 |
変動額の計算式
平均原料価格
平均原料価格=トン当たりLNG平均価格×0.9424＋トン当たりプロパン平均価格×0.0633
=32,140 × 0.9424 ＋ 41,940 × 0.0633
=32,940（算定結果の10円未満の端数は四捨五入)
原料価格変動額
原料価格変動額=平均原料価格−基準平均原料価格（注3）
=32,940 － 83,090
=-50,100 （算定結果の100円未満の端数は切り捨て）
調整額
調整額=原料価格変動額×0.082÷100×（1＋消費税率）
=-50,100 × 0.082 ÷ 100 × 1.10
=-45.20（算定結果がマイナスの場合は小数第3位以下の端数は切り上げ）
注）
- 原料費調整制度とは、経済情勢の変化を迅速に反映した料金とするため、原料費の変動に応じ毎月料金を見直す制度です。
- 標準家庭での使用量は、29m3 /月として算定しています。
- 基準平均原料価格は2015年1月〜3月を算定期間とし、83,090円としています。
以上