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体温・体調の一括管理システム 教育機関に提供開始
静岡県内で、新型コロナウイルス感染予防を後押し
2020年11月20日
静岡ガス株式会社(代表取締役 社長執行役員 岸田裕之)は、静岡県内の教育機関を対象に、新型コロナウイルス感染予防対策を後押しするサービスとして、生徒や教職員の体温・体調を一括管理できるシステムの提供を開始しました。
システムは株式会社リーバー(代表取締役 伊藤俊一郎)※1が開発した「LEBER for School」(リーバー・フォー・スクール)を使用します。生徒や保護者は専用のスマートフォン用アプリで、朝の体温・体調および出欠席の情報を学校へ報告することができます。教職員は生徒の登校前に、それらの情報をパソコン上で一括して確認することで、感染予防や必要な措置を徹底することができます。
多くの学校は現在、検温・体調情報を紙の書類で管理しています。生徒が体調不良で休む場合でも、保護者や友人を通じて学校へ書類の提出を求めるケースもあります。本システムの導入により、体調不良者との接触を極力回避することで校内クラスターの発生を防ぎ、安全・安心な教育環境づくりを側面支援します。教職員は書類管理の手間も省けるうえ、生徒の健康状況やその変化をデータで把握しやすくなります。
まず、静岡市内の城南静岡高等学校・中学校が同校の生徒と教職員約700人への導入を決定し、11月中旬から順次利用を開始しています。利用料は利用者1人あたり10円/月で、1か月から利用できる利点をいかし、今後、幼稚園や保育園などにも導入提案を進めます。
静岡ガスグループは、健康分野における新サービス展開やデジタル化を後押しすることで、地域社会の課題を解決する、近くて頼れる「地域No.1ソリューション企業グループ」を目指してまいります。
※1 2017年設立。本社は茨城県つくば市。医師に24時間いつでも相談ができるアプリ「リーバー」を中心に、体温・体調報告とストレスチェックを組み合わせた企業向けの「LEBER for Business」などのシステムを開発、提供する。
システム利用イメージ
△生徒や保護者はアプリで朝の体温などを報告
△教職員はパソコン上で一括して確認