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静岡ガス・長泉町・東レ建設
静岡県内初!環境価値の“地産地消”イベント開催
2018年11月22日
静岡ガス株式会社(代表取締役 社長執行役員 岸田裕之、以下「静岡ガス」)、長泉町(町長:池田修)、東レ建設株式会社(代表取締役社長:冨山元行)は、政府が運用する温室効果ガス排出削減の認証制度「J-クレジット制度」(※1)を活用し、11月25日開催の「第23回長泉町産業祭」にて排出されるCO2をオフセットします。
日本初のマンション内電力融通技術「T-グリッドシステム」(※2)を導入した「シャリエ長泉グランマークス」において、お住まいの方々がエネファームを利用することにより削減したCO2が、J-クレジットとして国に認証(※3)されました。
このJ-クレジットを用いて、地域の特産品や工業品を紹介・展示する「第23回長泉町産業祭」で発生するCO2を相殺(カーボン・オフセット)します。
長泉町で生まれた環境価値を長泉町で活用する「環境価値の“地産地消”」の実現は、静岡県内で初(※4)であり、産業祭を環境にやさしいイベントとして実施します。
本取組は、2015年に長泉町・東レ建設・静岡ガスの三者にて締結した「環境創造型まちづくりにおける連携に関する協定書」(※5)に基づく活動の一環です。
今後も官民が一体となり、環境と経済を協調させた環境創造型のまちづくりを推進することで、長泉町の発展に寄与してまいります。
本文中の用語解説
※1:J-クレジット制度は、省エネルギー機器の導入や森林経営などの取組による、CO2などの温室効果ガスの排出削減量や吸収量を、クレジットとして国が認証する制度です。本制度により創出されたクレジットは、低炭素社会実行計画の目標達成やカーボン・オフセットなど、さまざまな用途に活用できます。(J-クレジット制度ホームページ http://japancredit.go.jp)
※2:マンション内各住戸に設置されたエネファームでつくった電気を、各住戸間で相互融通するシステム。
※3:10月4日開催の第30回J-クレジット認証委員会において、2017年4月1日から2018年6月30日までの実績として、73t-CO2のクレジットが認証されました。
※4:同一行政区域内で生まれたクレジットを使用したカーボン・オフセットは、静岡県内で初となります。
※5:2015年9月29日に締結。具体的な事項として以下4項目で連携。
1.環境負荷の低減とこれによって生み出される環境価値の活用推進
2.エネルギーの高度利用の推進
3.地域エネルギー資源の活用推進
4.上記取り組みを通じた地域コミュニティ形成と地域活性化