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4月27日
供給ガスの標準熱量変更 およびガス料金の引き下げについて

 静岡ガス株式会社(取締役社長 大石司朗)は、原料のコストダウンを図るため、お客さまに供給するガスの標準熱量を、現行の46MJ(※1)/ m3(10,989kcal/ m3)から45MJ/ m3(10,750kcal/m3)に引き下げる変更を、平成17年9月に実施する予定です。

※1 MJ(メガジュール)とは熱量を表す単位です。

 当社はこれまで、LNG(液化天然ガス)を気化したガスにLPG(液化石油ガス)を混入して、標準熱量46MJ/ m3のガスを製造し、お客さまにお届けしてまいりましたが、ガスの標準熱量を45MJ/ m3に変更することで、近年、LNG価格に比べて割高に推移しているLPGの混入割合を低減し、コストダウンを図ることといたしました。
 なお、標準熱量の変更に伴うコストダウンの成果につきましては、お客さまに還元いたします。実施日に合わせ、標準熱量の変更およびこれに伴うガス料金の引き下げを内容とする供給約款等の変更を行います。

 標準熱量を45MJ/ m3に変更した場合、都市ガスの燃焼性等を表すガスの種類は現行と同じ「13A(※2)」のままであり、現在お客さまがご使用中のご家庭用のガス機器については、調整の必要はございません。
 しかし、工業用・業務用のお客さまがご使用の一部のガス機器につきましては、調整が必要となる場合がございます。対象となるガス機器をご使用のお客さまには、当社から個別にご連絡し、ご協力をいただきながら事前に調査・調整作業を進めてまいります。

 なお、LNGサテライト設備(※3)で13Aガスを製造し、当社グループ会社の中遠ガス株式会社(取締役社長 石山秀男)、袋井ガス株式会社(取締役社長 豊田富士雄)にガスを卸供給している当社の小笠山事業所につきましては、これまでと同様46MJ/ m3の13Aガスを引き続きお届けしてまいります。

※2 都市ガスは燃焼の速度や熱量によって、7グループ13種類のガスに分類されます。静岡ガスは天然ガスを主な原料とする13Aというガスをお届けしています。
※3 ローリー車でLNGを受け入れて13Aガスを製造する小規模な製造設備のことです。
以上

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