ニュースリリース

原料費調整制度に基づく平成26年11月のガス料金について

2014年9月29日

静岡ガス株式会社(取締役社長 戸野谷宏)は、原料費調整制度(注1)に基づき、平成26年11月検針分のガス料金の従量料金単価を、平成26年10月検針分に比べ、1m3 あたり▲0.62円(税込)調整させていただきます。

これは、今回平成26年6月〜平成26年8月におけるLNG及びプロパンの価格(貿易統計)に基づいて算定される平均原料価格が、前回(平成26年5月〜平成26年7月)に比べ下がった(690円/トン)ためです。

これにより、標準家庭(注2の1カ月あたりガス料金は、平成26年10月検針分に比べ、18円(税込)の値下げとなります。

平成26年11月検針分のガス料金

料金表(一般ガス供給約款:45MJ)

料金表 1ヵ月のご使用量 基本料金 従量料金単価 (参考)
平成26年10月の
従量料金単価
A 0m3から10m3まで 842.40円 231.00円 231.62円
B 10m3をこえて25m3まで 884.57円 226.76円 227.38円
C 25m3をこえて60m3まで 1383.43円 206.81円 207.43円
D 60m3をこえて150m3まで 1513.03円 204.65円 205.27円
E 150m3をこえるもの 1732.11円 203.19円 203.81円

標準家庭の1ヵ月あたりガス料金

  平成26年11月 平成26年10月 増減
1カ月あたりガス料金 7,380円 7,398円 ▲18円

原料費調整制度による変動額

貿易統計による原料価格および平均原料価格

 

平成26年6月〜
平成26年8月

平成26年5月〜
平成26年7月

増減
トン当たりLNG平均価格 85,000円 85,790円 -
トン当たりプロパン平均価格

89,540円

88,740円

-
平均原料価格

85,680円

86,370円

▲690円

調整額

  平成26年11月 平成26年10月 増減
調整額 17.80円 18.42円  ▲0.62円

変動額の計算式

平均原料価格

平均原料価格=トン当たりLNG平均価格×0.9400+トン当たりプロパン平均価格×0.0645

=85,000 × 0.9400 + 89,540 × 0.0645
=85,680(算定結果の10円未満の端数は四捨五入)

原料価格変動額

原料価格変動額=平均原料価格−基準平均原料価格(注3)

=85,680−65,530
=20,100(算定結果の100円未満の端数は切り捨て)

調整額

調整額=原料価格変動額×0.082÷100×(1+消費税率)

=20,100×0.082÷100×1.08
=17.80(算定結果の小数第3位は切り捨て)

注)

  1. 原料費調整制度とは、経済情勢の変化を迅速に反映した料金とするため、原料費の変動に応じ毎月料金を見直す制度です。
  2. 標準家庭での使用量は、29m3 /月(平成18年〜平成22年の5年間の家庭用平均使用量)として算定しています。
  3. 基準平均原料価格は平成23年6月〜8月を算定期間とし、65,530円としています。
以上