ニュースリリース

原料費調整制度に基づく平成26年6月のガス料金について

2014年4月28日

静岡ガス株式会社(取締役社長 戸野谷宏)は、原料費調整制度(注1)に基づき、平成26年6月検針分のガス料金の従量料金単価を、平成26年5月検針分に比べ、1m3あたり0.71円(税込)調整させていただきます。

これは、今回平成26年1月〜平成26年3月におけるLNG及びプロパンの価格(貿易統計)に基づいて算定される平均原料価格が、前回(平成25年12月〜平成26年2月)に比べ上がった(830円/トン)ためです。

これにより、標準家庭(注2)の1カ月あたりガス料金は、平成26年5月検針分に比べ、21円(税込)の値上げとなります。

平成26年6月検針分のガス料金

料金表(一般ガス供給約款:45MJ)

料金表 1ヵ月のご使用量 基本料金 従量料金単価 (参考)
平成26年5月の
従量料金単価
A 0m3から10m3まで 842.40円 235.25円 234.54円
B 10m3をこえて25m3まで 884.57円 231.01円 230.30円
C 25m3をこえて60m3まで 1383.43円 211.06円 210.35円
D 60m3をこえて150m3まで 1513.03円 208.90円 208.19円
E 150m3をこえるもの 1732.11円 207.44円 206.73円

標準家庭の1ヵ月あたりガス料金

  平成26年6月 平成26年5月 増減
1カ月あたりガス料金 7,504円 7,483円 21円

原料費調整制度による変動額

貿易統計による原料価格および平均原料価格

 

平成26年1月〜
平成26年3月

平成25年12月〜
平成26年2月

増減
トン当たりLNG平均価格 89,060円 88,100円 -
トン当たりプロパン平均価格

105,090円

106,140円

-
平均原料価格

90,490円

89,660円

830円

調整額

  平成26年6月 平成26年5月 増減
調整額 22.05円 21.34円  0.71円

変動額の計算式

平均原料価格

平均原料価格=トン当たりLNG平均価格×0.9400+トン当たりプロパン平均価格×0.0645

=89,060 × 0.9400 + 105,090 × 0.0645
=90,490(算定結果の10円未満の端数は四捨五入)

原料価格変動額

原料価格変動額=平均原料価格−基準平均原料価格(注3)

=90,490−65,530
=24,900(算定結果の100円未満の端数は切り捨て)

調整額

調整額=原料価格変動額×0.082÷100×(1+消費税率)

=24,900×0.082÷100×1.08
=22.05(算定結果の小数第3位は切り捨て)

注)

  1. 原料費調整制度とは、経済情勢の変化を迅速に反映した料金とするため、原料費の変動に応じ毎月料金を見直す制度です。
  2. 標準家庭での使用量は、29m3 /月(平成18年〜平成22年の5年間の家庭用平均使用量)として算定しています。
  3. 基準平均原料価格は平成23年6月〜8月を算定期間とし、65,530円としています。
以上