ニュースリリース

原料費調整制度に基づく平成26年3月のガス料金について

2014年1月30日

静岡ガス株式会社(取締役社長 戸野谷宏)は、原料費調整制度(注1)に基づき、平成26年3月検針分のガス料金の従量料金単価を、平成26年2月検針分に比べ、1m3あたり2.50円(税込)調整させていただきます。

これは、今回平成25年10月〜平成25年12月におけるLNG及びプロパンの価格(貿易統計)に基づいて算定される平均原料価格が、前回(平成25年9月〜平成25年11月)に比べ上がった(2,870円/トン)ためです。

これにより、標準家庭(注2)の1カ月あたりガス料金は、平成26年2月検針分に比べ、73円(税込)の値上げとなります。

平成26年3月検針分のガス料金

料金表(供給約款料金表:45MJ)

料金表 1ヵ月のご使用量 基本料金 従量料金単価 (参考)
平成26年2月の
従量料金単価
A 0m3から10m3まで 819.00円 221.36円 218.86円
B 10m3をこえて25m3まで 860.00円 217.24円 214.74円
C 25m3をこえて60m3まで 1,345.00円 197.84円 195.34円
D 60m3をこえて150m3まで 1,471.00円 195.74円 193.24円
E 150m3をこえるもの 1,684.00円 194.32円 191.82円

標準家庭の1ヵ月あたりガス料金

  平成26年3月 平成26年2月 増減
1カ月あたりガス料金 7,082円 7,009円 73円

原料費調整制度による変動額

貿易統計による原料価格および平均原料価格

 

平成25年10月〜
平成25年12月

平成25年9月〜
平成25年11月

増減
トン当たりLNG平均価格 81,080円 78,340円 -
トン当たりプロパン平均価格

92,210円

87,530円

-
平均原料価格

82,160円

79,290円

2,870円

調整額

  平成26年3月 平成26年2月 増減
調整額 14.29円 11.79円 2.50円

変動額の計算式

平均原料価格

平均原料価格=トン当たりLNG平均価格×0.9400+トン当たりプロパン平均価格×0.0645

=81,080×0.9400+92,210×0.0645
=82,160(算定結果の10円未満の端数は四捨五入)

原料価格変動額

原料価格変動額=平均原料価格−基準平均原料価格(注3)

=82,160−65,530
=16,600(算定結果の100円未満の端数は切り捨て)

調整額

調整額=原料価格変動額×0.082÷100×(1+消費税率)

=16,600×0.082÷100×1.05
=14.29(算定結果の小数第3位は切り捨て)

注)

  1. 原料費調整制度とは、経済情勢の変化を迅速に反映した料金とするため、原料費の変動に応じ毎月料金を見直す制度です。
  2. 標準家庭での使用量は、29m3 /月(平成18年〜平成22年の5年間の家庭用平均使用量)として算定しています。
  3. 基準平均原料価格は平成23年6月〜8月を算定期間とし、65,530円としています。
以上