2010年8月20日
静岡ガス株式会社(取締役社長 岩崎 清悟)は、「家庭用暖房契約(選択約款)、愛称<ウィズガス住宅ぽかぽかプラン>」について、本日、関東経済産業局長に届出を行いました。
実施は、2010年10月1日からです。
都市ガスの主原料である天然ガスは、その環境性の高さや安定供給の面から、その果たす役割はますます大きくなっています。
その都市ガスを利用した快適な暖房機器を、より多くのお客さまに、より経済的にご使用いただくことを目的に、新たな料金を設定します。
<ウィズガス住宅ぽかぽかプラン>は、ご家庭でガス暖房機器をご使用されるお客さまが、適用の対象です。ハイブリッドカウンタ※を利用し、暖房期(11月〜4月)において、ガス使用量のうち暖房需要分(床暖房、ガスファンヒーターなどの使用量)を特定し、お得な料金を適用します。
ハイブリッドカウンタ:一定のガス量を一定時間以上継続して使用した場合、そのガス流量を「長時間使用量」として計測できる機能を有しています。同機能で計測された「長時間使用量」を「暖房需要」として扱います。
通常期(5月〜10月)と暖房期(11月〜4月)において「通常使用量」分には、下記のガス料金を適用します。
<通常使用量 通常期および暖房期>(一般ガス供給約款と同じ)
使用量 | 基本料金(税込) | 従量料金単価(税込) |
---|---|---|
0 〜 10m3 | 819.00円 | 197.70円 |
11 〜 25m3 | 840.00円 | 195.67円 |
26 〜 60m3 | 1,228.50円 | 180.47円 |
61 〜 150m3 | 1,417.50円 | 177.39円 |
151m3 〜 | 1,648.50円 | 175.88円 |
平成20年3月適用のLNG CIF平均原料価格(47,130円/t)、プロパンCIF平均原料価格(71,660円/t)で算定(45MJ地区)。
各料金表の料金単価は、原料費調整制度により毎月見直されます。
暖房期(11月〜4月)において「長時間使用量」分には、下記のガス料金を適用します。
通常期(5月〜10月)において「長時間使用量」の適用はありません。
<長時間使用量 暖房期>
基本料金(税込) | 従量料金単価(税込) |
---|---|
210.00円 | 103.74円 |
平成20年3月適用のLNG CIF平均原料価格(47,130円/t)、プロパンCIF平均原料価格(71,660円/t)で算定(45MJ地区)。
各料金表の料金単価は、原料費調整制度により毎月見直されます。
<割引制度>
<ウィズガス住宅ぽかぽかプラン>をご契約いただいたお客さまのうち、家庭用温水暖房システム(床暖房や浴室暖房など)を設置し、ご使用される場合は、さらに通常使用量に係る料金に対し、下記の割引が適用されます。
温水暖房割引 | 3%割引(通年) | 家庭用温水暖房システムを設置し、ご使用される場合に適用できます。通常使用量に係る料金から3%の割引をいたします。 |
---|---|---|
割引額上限:2,100円 |
暖房期(11月分から4月分)
ガス料金=(通常使用量基本料金+通常使用量×通常使用量従量料金)+(長時間使用量基本料金+長時間使用量×長時間使用量従量料金)
割引額=(通常使用量基本料金+通常使用量×通常使用量従量料金)×3パーセント
通常使用量=1ヶ月のガスメーター使用量−長時間使用量
長時間使用量=ハイブリッドカウンタの計測による使用量
通常期(5月分から10月分)
ガス料金=通常使用量基本料金+通常使用量×通常使用量従量料金
割引額=(通常使用量基本料金+通常使用量×通常使用量従量料金)×3パーセント
通常使用量=1ヶ月のガスメーター使用量
平成22年10月1日
(算定条件)
大人2人、子ども2人の4人家族、床暖房2部屋(リビング・ダイニング)ご利用で、年間の長時間使用量300m3、通常使用量516m3の合計816m3を使用した場合。
標準的な使用パターンによる算定のため、ご利用状況により使用量・比較結果は異なります。
一般契約料金と比較しています。
温水暖房割引の通常使用料金の3%割引を適用しています。
消費税を含みます。
ガス料金は、基準平均原料価格47,680円/tで算定。