静岡ガス株式会社平成20年12月期決算概況
2009年2月10日
平成20年12月期の連結業績概況
(百万円未満切捨て)
(単位:百万円)
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平成20年度実績 |
平成19年度実績 |
増減率(%) |
売上高 |
112,496 |
92,708 |
21.3 |
営業利益 |
△3,743 |
4,467 |
− |
経常利益 |
△4,227 |
4,128 |
− |
当期純利益 |
△3,008 |
2,109 |
− |
- 売上高は、ガス販売量の増加などにより、前期に比べ21.3%増の112,496百万円となりました。
- 経費全般の見直しによりコスト削減に鋭意努めましたものの、原料価格の予想を超えた上昇によりガス売上原価が前期に比べ50.8%増と大幅に増加し、下期の原料価格上昇の大半が原料費調整制度のタイムラグにより次期のガス販売単価に反映されることなどから、営業損益は3,743百万円の損失、経常損益は4,227百万円の損失、当期純損益は3,008百万円の損失となりました。
- ガス販売量は、前期に比べ6.5%増の1,052百万m3となりました。用途別では、家庭用は、年間を通して前期に比べ気温が低めに推移したものの、1戸あたりの販売量が減少したことなどにより、前期に比べ0.4%減の99百万m3となりました。業務用(商業用・公用及び医療用)は、他燃料転換営業の推進による新規需要開拓などにより、前期に比べ3.4%増の77百万m3となりました。工業用は、足元の原料調達環境から当期の新規大口需要開拓は抑制したものの、前期に新規開拓した大口需要家が通年で稼動したことなどにより、前期に比べ6.2%増の705百万m3となりました。卸供給は、卸供給先での需要増加により、前期に比べ14.2%増の169百万m3となりました。
連結ガス販売実績(45MJ換算)
(千m3未満四捨五入)
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数量(千m3) |
前期比(%) |
直 売 |
家庭用 |
99,748 |
99.6 |
工業用 |
705,998 |
106.2 |
業務用 |
77,264 |
103.4 |
卸売 |
169,396 |
114.2 |
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計 |
1,052,405 |
106.5 |
平成21年12月期の見通し
(単位:百万円)
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平成21年度業績予想 |
平成20年度実績 |
増減率(%) |
売上高 |
100,900 |
112,496 |
△10.3 |
営業利益 |
9,880 |
△3,743 |
− |
経常利益 |
9,400 |
△4,227 |
− |
当期純利益 |
4,650 |
△3,008 |
− |
設備投資 |
16,940 |
14,612 |
15.9 |
前提:原油価格(全日本CIF)57$/bbl、為替レート100円/$
- 売上高は、原料費調整制度により前期の原料高騰が上期のガス販売価格に反映されて増収要因となる反面、現下の景気後退の影響によりガス販売量の減少が想定されることから、前期に比べ10.3%減の100,900百万円となる見通しです。
- 売上原価は、ガス販売量の減少や原油価格下落の影響により、前期に比べ29.3%減の65,280百万円となることから、営業利益は13,623百万円増加の9,880百万円、経常利益は13,627百万円増加の9,400百万円、当期純利益は7,658百万円増加の4,650百万円となる見通しです。
- 設備投資は、16,940百万円となる見通しです
以上
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