2008年2月7日
静岡ガス株式会社(取締役社長 岩崎清悟)は、小口部門のガス料金を、現行に比べ1m3あたり平均0.32円(税込)引き下げることを主な内容とする供給約款および選択約款の変更を、本日、関東経済産業局長に届出いたしました。この変更は、平成20年3月1日から実施いたします。
今回の改定は、昨年実施した業務執行体制の変更による取締役減員や支店統合など、業務・組織体制の変更などによる当面の管理コスト低減効果をお客さまに還元させていただくために実施するものです。これにより、標準家庭(注1)の1カ月あたりのガス料金は、9円(税込)の引き下げとなります。
原料費調整制度(注2)に基づく平成20年4月〜6月検針分のガス料金の従量料金単価の見直しを行いました。この結果、今回の料金改定による引き下げ後の平成20年3月検針分に適用される従量料金単価に比べ、1m3あたり4.76円(税込)引き上げさせていただくことになりました。これにより、標準家庭の1カ月あたりのガス料金は、ガス料金改定後の本年3月検針分に比べ、138円(税込)の値上がりとなります。
また、料金改定前の本年1月〜2月に適用されるガス料金と比べた場合、標準家庭における1カ月あたりのガス料金は、129円(税込)の値上がりとなります。
注)
標準家庭での使用量は、29m3/月(平成13年〜平成17年の5年間の家庭用平均使用量)として算定しています。
原料費調整制度とは、経済情勢の変化を迅速に反映した料金とするため、原料費の変動に応じ3カ月ごとに料金を見直す制度です。
実施日:平成20年3月1日
小口部門平均改定率: ▲0.18%
供給約款平均改定率: ▲0.15%
選択約款平均改定率: ▲0.33%
(45MJ/m3)
旧平均単価 | 新平均単価 | 改定率 | |
---|---|---|---|
小口部門 | 165.06円/m3 | 164.76円/m3 | ▲0.18% |
・原料費調整制度の基準平均原料価格: 47,680円/トン(平成19年7〜9月の貿易統計価格)
月間お支払額 | 引き下げ額 | ||
---|---|---|---|
現行料金 | 新料金 | ||
税込 | 6,471円 | 6,462円 | ▲9円 |
平成20年3月1日以降の新料金に基づき、原料費調整制度により、平成20年4月〜6月検針分のガス料金の従量料金単価を見直しました結果、平成20年3月検針分に比べ、1m3 あたり+4.76円(税込)調整させていただきます。
これは、今回平成19年10月〜12月におけるLNG及びプロパンの価格(貿易統計)に基づいて算定される平均原料価格が、前回(平成19年7月〜9月)に比べ上がったため(5,650円/トン)です。
これにより、標準家庭の1カ月あたりガス料金は、平成20年3月検針分に比べ、138円(税込)の値上がりとなります。
なお、平成20年1月〜2月に適用されるガス料金に比べると、標準家庭における1カ月あたりのガス料金は、129円(税込)の値上がりとなります。
料金表 | 1カ月のご使用量 | 基本料金 | 従量料金単価 | (参考) 平成20年3月の 従量料金単価 |
---|---|---|---|---|
A | 0m3から10m3まで | 819.00円 | 202.46円 | 197.70円 |
B | 10m3をこえて25m3まで | 840.00円 | 200.43円 | 195.67円 |
C | 25m3をこえて60m3まで | 1,228.50円 | 185.23円 | 180.47円 |
D | 60m3をこえて150m3まで | 1,417.50円 | 182.15円 | 177.39円 |
E | 150m3をこえるもの | 1,648.50円 | 180.64円 | 175.88円 |
平成20年4月〜6月 | 平成20年3月 | 増減 | |
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1カ月あたりガス料金 | 6,600円 | 6,462円 | +138円 |
平成20年4月〜6月 | 平成20年1月〜2月 | 増減 | |
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1カ月あたりガス料金 | 6,600円 | 6,471円 | +129円 |
平成19年10月〜12月 | 平成19年7月〜9月 | 増減 | |
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トン当たりLNG平均価格 | 52,720円 | 47,130円 | +5,590円 |
トン当たりプロパン平均価格 | 79,820円 | 71,660円 | +8,160円 |
平均原料価格 | 53,330円 | 47,680円 | +5,650円 |
平成20年4月〜6月 | 平成20年3月 | 増減 | |
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調整額 | 4.76円 | − | +4.76円 |
平均原料価格=トン当たりLNG平均価格×0.9820+トン当たりプロパン平均価格×0.0195
=52,720×0.9820+79,820×0.0195
=53,330 (算定結果の10円未満の端数は四捨五入)
原料価格変動額=平均原料価格−基準平均原料価格(注3)
=53,330 −47,680
=5,600(算定結果の100円未満の端数は切り捨て)
調整額=原料価格変動額×0.081÷100×(1+消費税率)
=5,600×0.081÷100×1.05
=4.76 (算定結果の小数第3位は切り捨て)
注)
3.基準平均原料価格は平成19年7月〜9月を算定期間とし、47,680円としています。