電気料金の算定方法
毎月の電気料金は、基本料金、電力量料金（燃料費調整額を含む）および再生可能エネルギー発電促進賦課金を合計し算定します。
算定方法は下記のとおりです。
※燃料費調整単価は、燃料価格の変動に応じて毎月調整します。そのため、燃料価格の高騰により大きく変動する（これまでの料金と比べて高くなる）可能性があります。この変動に上限はありません。
電気料金のしくみ
燃料費調整制度とは
燃料費調整制度は、燃料価格（原油・液化天然ガス・石炭）などの外生的な要因により変動する燃料費を、燃料費調整額によって迅速に電気料金に反映させる制度です。
平均燃料価格の算定期間と電気料金へ反映させる時期
平均燃料価格は、原油・液化天然ガス・石炭それぞれの3か月間の貿易統計価格にもとづき、毎月算定します。
3ヶ月の平均燃料価格と、基準となる燃料価格を比較し算定した調整額は、算定期間の最終月から3ヶ月後の検針分に反映いたします。
燃料費調整額の算定方法
燃料費調整額は、各月の使用電力量に燃料費調整単価を乗じて算定いたします。
低圧の燃料費調整単価の算定式は下記のとおりです。※1
平均燃料価格が基準燃料価格を上回った場合（プラス調整※2）
燃料費調整単価（円/kWh） = （平均燃料価格 ー 基準燃料価格※3） × 基準単価※4/1,000
平均燃料価格が基準燃料価格を下回った場合（マイナス調整※2）
燃料費調整単価（円/kWh） = （基準燃料価格 ー 平均燃料価格） × 基準単価/1,000
※1 高圧、特別高圧の算定式は、「燃料費調整単価のお知らせ」ページにてご確認ください。
※2 小数点以下第3位で四捨五入します。
※3 基準燃料価格は次のとおりです。 50Hz地区：86,100円 60Hz地区：45,900円
※4 基準単価は次のとおりです。 50Hz地区：0.183円 60Hz地区：0.233円
燃料費調整単価の推移
毎月のすべての燃料費調整単価については、ホームページ内に公開しております。
なお、政府の「電気・ガス価格激変緩和対策事業」により、2023年2月～9月の燃料費調整単価には7円/kWh、2023 年 10 月～2024 年 5月の燃料費調整単価には3.5 円/kWhの値引きが反映されています。
再生可能エネルギー発電促進賦課金
再生可能エネルギー発電促進賦課金とは、「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」に基づき、電力会社が電力の買い取りに要した費用を、電気をご使用のお客さまに賦課金としてご負担いただいているものです。
詳しくは、資源エネルギー庁のホームページをご覧ください。