静岡市の七間町にBean to Bar(ビーントゥバー)スタイルの無添加チョコレート専門店があるんだって!
Bean to Bar(ビーントゥバー)って何だろー!
今日は大好きなチョコレートの魅力に迫ってみるかもー!
無添加チョコレートの専門店「Conche(コンチェ)」さんにお邪魔しています!
カワイイパッケージのチョコレートや美味しそうなチョコレートスイーツがいっぱい!
田中さん、静岡にBean to Bar(ビーントゥバー)のチョコレート専門店をつくったきっかけを教えてください。
こんにちは。もともと無農薬や無添加の食品には興味があったんだけど、2014年に偶然雑誌を見ていたときに、チョコレートの原料であるカカオ豆(ビーン)の仕入れから焙煎、板チョコ(バー)の成形まで、製造工程を一貫して行う「Bean to Bar(ビーントゥバー)」という、チョコレート作りが海外で注目されているという記事を読んで興味を持ったんだ。そのタイミングにちょうど横浜で「Bean to Bar(ビーントゥバー)」のイベントが開催されて、はじめて「Bean to Bar(ビーントゥバー)」のチョコレートを食べたけど、今まで食べたことのあるチョコレートと違って、独特の苦みや渋みで、あまり美味しいと思えなかったんだよ。
そこで、みんなが美味しいと思える無添加のチョコレートを「Bean to Bar(ビーントゥバー)」で作りたいと思って、色々勉強しながら試行錯誤でチョコレート作りはじめ、2015年にお店を開いたんだ。
「Conche(コンチェ)」という名前は口溶けの決め手となるカカオをすりつぶして滑らかにする機械の名前からきているんだよ。
なるほど!カカオ豆の仕入れから焙煎(火入れ)、チョコレートづくりまで全てお店で行っているんだねー!
「Bean to Bar(ビーントゥバー)」のチョコレートは市販のチョコレートとどこが違うの?
お店の中でカカオ豆の焙煎からチョコレートができるまでを一括して行っているってことは、つまり市販のものと比べて、できたての、鮮度が高いチョコレートってことなんだよ。だから香りが高く、風味やコクが強く感じられるんだ。
一般的にビターチョコレートは苦みや渋みが強いイメージだけど、「Bean to Bar(ビーントゥバー)」のチョコレートは苦みの中にマイルドさや口触りの良さがあって、とても美味しく、食べやすくなっているよ。
鮮度の高いチョコレート、今まで食べたことがないかもー!
チョコレートづくりのこだわりを教えて。
カカオは6つの国、ガーナ、ベリーズ、タンザニア、グレナダ、ハイチ、インドから仕入れて使っているよ。“カカオ”と一言で言っても産地によって風味や香り、食べたときの余韻が全然違うんだよ。
他には静岡(地元)の食材や企業とコラボレーションしたフレーバーのチョコレートやスイーツもたくさん出しているんだよ。柑橘系を使ったピールチョコレートも静岡県産の柑橘類を使っているんだ。
季節ごと、その時期に獲れる旬の柑橘類を使用しているよ。ドライフルーツなんかもお店の中で丁寧に手づくりをしているんだ。
あと、静岡ならではといえば、実はカカオの焙煎はお茶の焙煎機を使用しているんだよ。
お茶の焙煎機を見たときに、これはカカオにも使えるんじゃないかと思ってね。静岡にいたからこその発想だったよ。
色々な産地のチョコレートを食べ比べてみたいなー!
他にもこだわりはありますか?
「Conche(コンチェ)」では、SDGsへの取組みとして3つのアクションを行っているよ。
1つはカカオ生産地の子どもたちを児童労働から守るために、フェアトレードカカオ豆を使用して、カカオ農家の未来をサポートしているよ。
2つ目は自然環境を守るために、プラスチックの包装をやめて、紙のパッケージを使ったり、マイ容器の持参を呼びかけたりしているんだ。3つ目は地域社会への貢献として、地産地消、コラボ企画で静岡の魅力を発信しているよ。
原料や作り方の他にも、こだわりがいっぱい詰まっているんだね!紙のパッケージのデザインもとってもカワイイよー! 「Conche(コンチェ)」のおススメのチョコレートやスイーツを教えてー!
6つの産地でつくられているカカオを使ったチョコレートは是非、産地ごと食べ比べて欲しいな。
それぞれ風味や香り、味わいが違うからお気に入りの産地を見つけてね。
それから静岡の食材を使ったチョコレートもたくさんあるよ。みかんや塩、落花生、いちご、特産品の桜エビを使ったチョコレートも人気だよ。季節によって商品も変わるからお楽しみに。
実はチョコレートはお茶ととっても合うんだ。緑茶や紅茶、お茶の種類によって、美味しい組み合わせがあるんだよ。静岡県はお茶の産地。色々な茶葉とチョコレートを組み合わせたペアリング商品もおすすめだね。
あとは、カカオシュークリームやテリーヌショコラ、静岡素材のボンボンショコラや生チョコは店舗でしか買えない商品。濃厚な味わいでとっても人気だよ。
わーっ!色々なチョコレートがあるんだねー!タブレットのチョコレートも食べたいし、桜エビのチョコレートも気になるー!カカオシュークリームも美味しそう・・・ 何にしようか悩んじゃうかも—!
最後に読者のみんなにメッセージをお願いしまーす。
Bean to Bar(ビーントゥバー)にこだわった「Conche(コンチェ)」の無添加チョコレートは香りや味など五感で楽しめるチョコレートを提供しています。一息つきたい“おうち時間”にぜひお召し上がりください。
田中さん、朝岡さん、ありがとうございました!
「Conche(コンチェ)」のチョコレートは七間町のお店以外でも取り扱っているショップが増えているんだって!
詳しくは「Conche(コンチェ)」のHPをチェックしてねー
早速、チョコレートと静岡茶でほっこりタイムを楽しむぞー!
「Conche(コンチェ)」のHPはこちらから!
https://www.conche.net/
次回更新は、5月の予定です。