こんにちは。もともと母の実家が和菓子屋で、和菓子に触れる機会はあったけど、将来は和菓子職人に！という夢を追っていたわけではないんだよ。高校卒業後に「東京に出たい！」という希望を叶えるために東京の製菓の専門学校で、製菓について学んだんだ。卒業後は千葉や県内の和菓子屋で職人として働くうちに、自分が本当に作りたいもの、「納得できるものをお客さまに提供したい」という想いが生まれて、2013年に独立して、この「みやこ庵」をオープンさせたんだよ。

できるだけ“自家製”にこだわって餡子をはじめ、栗の甘露煮やお餅、クリームなど全て手作りで作っているよ。
手作りは時間と手間がかかるから、大量に作ることはできないけど、それぞれ細かな工程を丁寧に、一つ一つの和菓子に心を込めて、繊細に仕上げているんだ。
材料にもこだわっていて、小麦粉や小豆、お茶、卵、その他の旬の食材など、自分が“良い”と認めたものを厳選して使っているんだよ。
特に静岡県産のものにはこだわっていて、伊豆の天草や富士市の卵、韮山のいちご・・・他にもたくさんの県産の食材を使っているんだ。旬の食材も大事にしていて、できるだけフレッシュなものを美味しいタイミングで提供できるように、農家の方々にも協力していただいて、“その時、美味しい和菓子”を作っているよ。

そうだね。見た目もこだわりのポイントなんだ。もともと和菓子は大人が好むイメージが強いと思うけど、美味しいお菓子をできるだけ多くの人に楽しんでいただけるように“カワイイ”見た目もテーマにしているんだよ。お子さまはもちろん、若い方やご年配の方まで“カワイイ”には敏感で、とても喜んでもらえるんだ。最近だとＳＮＳ映えするって声もいただいているよ。
それから、「みやこ庵」では洋菓子の要素も加えて、新しい、革新的な“ヌーベル和菓子”を作っているんだ。和菓子が苦手な人やお子さまにも喜んでもらえているよ。
手に取りやすいカワイイ見た目と洋菓子の要素が入った和菓子で、日常のおやつや手土産としても使っていただきたいんだ。和菓子を敷居の高いものではなく、より身近でＰＯＰなものにするというのが目標かな。

うちの和菓子はどれも“自分が食べたいもの”“自分で食べて納得したもの”を作っているから、どれもおススメだよ。
ぜひ、色々な和菓子を食べて、お気に入りを見つけて欲しいな。
人気は韮山の農家から仕入れている苺を使った苺大福だよ。
苺大福は11月から3月くらいまで販売をしているんだけど、最初はこしあんとお餅でつくる苺大福、次は苺豆大福、そして苺わらび餅大福とどんどん種類が増えていくんだ。同じ苺大福でも違った味が楽しめるよ。3月には限定で特大苺大福を販売する日があるから、そちらもチェックしてね。

「甘味処 みやこ庵」は和菓子店の裏に２年前にオープンしたんだよ。オープンのきっかけは「最高のかき氷を提供したい！」という思いから。
かき氷は夏限定だけど、遠くから食べに来てくれるお客さまもいるんだよ。かき氷のシロップは全て生のフルーツから作っているんだ。一番人気はいちごやいちごミルク。

和菓子屋の餡子をそのまま使っている宇治金時も人気だよ。
かき氷の他にはあんみつもおススメ。この季節はおしるこで温まるのもGOOD！
つぶあん、こしあんも選べるよ。

ぜひ、「季節の和菓子 みやこ庵」のこだわり、自家製の和菓子を召し上がってください。
季節によって、その時期にあった、旬の食材を使った“カワイイ”和菓子を用意してお待ちしています。
新商品、季節限定商品などの情報はFacebookにアップしているので、チェックしてくださいね。