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コラム de motto!

清水エスパルス

みんな、「しらす」の缶詰があるって知ってる!?
今日は缶詰やレトルト食品を製造している清水区興津の山梨罐詰さんに行ってみるかも〜

こんにちはー!田中さん、山梨罐詰について色々教えてください!
山梨罐詰はいつからスタートしたんですか?

山梨罐詰は明治初期にみかんや緑茶の産地問屋からスタートして、昭和8年に缶詰部門ができたんだ。
だから創業は昭和8年になるかな。当時、缶詰は海外への輸出が多かったんだよ。山梨罐詰ではツナ缶やみかん、タケノコみたいに、静岡の地元で採れるものを缶詰にしていたんだ。



創業してから85年以上!?缶詰の老舗だね!
戦前から地元で採れるもので缶詰を作っていたんだー!
今はどんな商品を作っているんですかー?

今はOEMやオリジナル商品として缶詰はもちろん、カップ食品やレトルト食品を製造しているよ。
缶詰ではツナ缶やフルーツ、カップ食品ではフルーツゼリーやコーヒーゼリーなどのデザート、レトルト食品はカレーやパスターソース、離乳食後に食べる幼児食など、幅広い食品を作っているんだよ。
「山梨罐詰にしかできないことをする!」「常に新しいことに挑戦する!」ということを目標に今まで培ったノウハウを活かしながら、新商品の開発や新製法の取組みなどにチャレンジしているんだ。
変わったところでいくと、レトルトでペットフードも製造しているんだよ。
魚を削ってウェットに仕上げるペットフードは製造がとても難しくて、国内で製造できるのは山梨罐詰を入れても数えるほどしかないんだ。



缶詰だけじゃなくて、幅広い食品を作っているんだねー!
オリジナル商品はどんなものがあるのー?

最初に出てきた、しらすの缶詰や静岡の抹茶やほうじ茶を使ったプリン、離乳食のしらすのおかゆやまぐろのおかゆなんかを製造しているよ。
どれも“静岡”を代表する食材を使って、静岡の魅力を缶詰やレトルト食品で発信しているんだ。
社内には研究開発の部署があって、そこでは若いスタッフや女性がリサーチや研究、試作を重ね、日々新商品の開発に取り組んでいるんだよ。



創業当時から変わらず、地元の食材を大事に、新しい商品を生み出しているんだね!
そもそも、しらすの缶詰を作ったのはどうして?

しらすは静岡を代表する特産品の1つ。地元の人は食べる機会が多いけど、観光で静岡に来た人はなかなか持って帰れないよね。釜揚げしらすは冷蔵で持ち帰らないといけないし、賞味期限も長くないから。
そこで、県外の人たちにも静岡産のしらすを食べてもらえるように、お土産になる「しらす」を作りたいと思ったんだ。
でも水分が多く、変色しやすいしらすを缶詰にするのは難しくて、試行錯誤を繰り返して完成まで1年を費やしたんだよ。



しらすの缶詰は経験や技術がたくさん詰まってできているんだね!
缶詰やレトルト商品を作る製造工程でもこだわりがあるのー?

山梨罐詰では、各工程を機械任せではなく、人の手を入れることで丁寧な品質管理をしているよ。
それから安心・安全な商品を製造するのはもちろん、環境保護活動にも積極的に取り組んでいるんだよ。
2009年に二酸化炭素排出量と廃棄物の削減を目指して、県内の研究機関などと共同開発を進めてきたバイオマス発電プラントが完成したんだ。
フルーツゼリーなどの製造過程で出る「廃シロップ」を原料にバイオガスを発生させて、電力と温水エネルギーに活用しているんだ。
この功績が評価されて、「第11回しずおか新エネルギー大賞 静岡県知事賞」や「第1回食品産業もったいない大賞 農新水産大臣賞」をいただいているんだよ。



環境に配慮した取り組みも積極的に行っているんだね!
最後に山梨罐詰のこれからの目標を教えてくださーい!

静岡県は海の幸、農産品が豊富な県です。素晴らしい静岡の食材を世界中の人々に味わってもらい、喜んでもらうため静岡発のオリジナル商品を全世界へ発信していくのが山梨罐詰の夢なんだ。
これからも地球の未来のことを考え、環境を汚染したり、気候を混乱させる廃棄物を排出しないしくみをつくるゼロエミッションを目指していくよ。



田中さんありがとうございました!
これからも静岡の食材を使った新商品を楽しみにしてまーす!
早速、しらすの缶詰やほうじ茶のプリンを食べるかも〜!



山梨罐詰のオンラインショップはこちらから!
http://yamanashi-can.shop-pro.jp/

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次回更新は、12月の予定です

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