都市ガスの原料である天然ガスは、地球温暖化を引き起こすCO₂(二酸化炭素)や、光化学スモッグの原因となるNOx(窒素酸化物)の排出量が石炭や石油に比べて少なく、また酸性雨を引き起こすSOx(硫黄酸化物)やばいじんが発生しない、環境負荷の低いエネルギーです。
都市ガス製造工場における取り組み
都市ガスの製造に関わるエネルギー効率の向上や環境負荷の低減に努めるとともに、敷地内の緑化を推進しています。
ガス導管における取り組み
ガス導管工事では掘削土、アスファルト等が発生します。静岡ガスでは、道路に埋設するガス管を従来工法より浅く埋設する「浅層埋設」や掘削作業が少ない「非開削工法」などにより、掘削土の発生を46.8%抑制しています。また、道路復旧等の埋め戻しには、再生材料の使用に努めています。
事業所における取り組み
本社ビルは環境負荷配慮技術を備え、CO₂の発生を大幅に削減する設計となっています。さらに、継続的な能力実証を行い、2019年度は同規模の建物と比較して一次エネルギー消費量の50.1%削減を達成しました。また竣工後6,500名を超える見学者を受け入れ、省エネ啓発活動にも積極的に取り組んでいます。
技術開発における取り組み
エネファームによるマンション内電力融通「T−グリッドシステム」など先進的で高度なエネルギー利用モデルの開発や工事の簡素化や資材低減が期待される部材の開発など環境負荷の低減と低炭素社会の実現につながる技術開発を推進しています。
おうちまるごとのエネルギーやくらしをサポートする商品・サービスを提案し、お客さまの豊かなくらしの実現と、環境負荷の低減を推進しています。