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3月31日
〜天然ガスの更なる安定供給に向けて〜
清水LNG袖師基地 第三期増設工事に着工

 静岡ガス株式会社(取締役社長 岩崎清悟)及び清水エル・エヌ・ジー株式会社(取締役社長  宮村惣三郎)は、天然ガスの更なる安定供給を確保するために、第3号LNG貯槽を始めとする清水LNG袖師基地の増設を決定し、設備建設に向けた準備を進めてまいりました。
 そしてこのたび、平成18年4月より袖師基地増設工事を着工することを決定いたしました。
つきましては、下記のとおり起工式を執り行います。
<起工式>
日 時: 平成18年4月6日(木)
会 場: 清水LNG袖師基地
施 主: 静岡ガス株式会社、清水エル・エヌ・ジー株式会社
施工者: 清水建設株式会社、石川島播磨重工業株式会社、
東京ガス・エンジニアリング株式会社、JFEエンジニアリング株式会社
 近年、地球温暖化防止への取り組みが各方面で本格化し、クリーンで省エネルギー性に富んだ天然ガスへの普及拡大の要請は一段と高まっています。また、原油価格の急騰に示されるとおり世界的にエネルギー需給が逼迫する中で、供給安定性の高い天然ガスにわが国の基幹エネルギーとしての役割を強く求められています。
 静岡ガスは、こうしたエネルギー情勢にあって、LNG基地を始め高圧輸送幹線などのインフラ整備を着実に進めつつ、天然ガスの普及拡大に努めてきました。
 そして、今後更なる需要拡大が明らかなことから、清水LNG袖師基地に、2010年(平成22年)の運用開始を目途として、第3号LNG貯槽を建設いたします。また、天然ガス需要の増勢に合わせ、気化器などのLNG関連施設の増設も行うこととし、平成18年4月より建設工事に着工することを決定いたしました。
 静岡ガス及び清水エル・エヌ・ジーは、今後とも、天然ガスの供給安定を図り、その普及を通じて地域の経済社会の発展に寄与するとともに、わが国のエネルギー政策実現にも貢献してまいる所存であります。
<資料>
清水LNG袖師基地増設の概要
@増設する主要設備
主要設備 容量・能力 型式 備考
第3号LNG貯槽 160,000 kl 地下式(※1) 2010年運用開始
LNG気化器(3基) 110t/h・基 オープンラック式(※2) 2009年運用開始
※1 地下式LNG貯槽
耐震性に優れ、LNGの液面は地表面より低いため、万一の場合もLNGが漏れ出すことはありません。
※2 オープンラック式LNG気化器
パネル状になった管内にLNGを流し、外側から海水をかけ暖めることによってLNGを気化させる装置です。
A投資総額
・ 約200億円
以上

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