12月26日
家庭用燃料電池フィールドテスト 公募結果について
静岡ガス株式会社（取締役社長 大石司朗）は、（財）新エネルギー財団が実施する定置用燃料電池大規模実証事業に呼応して、家庭用燃料電池を当社のお客さまに設置し、フィールドテストを実施いたします。その実施にあたり、ご協力いただける静岡市内で当社都市ガスをお使いのお客さま１件を公募いたしました。（公募期間：平成１７年１０月２９日～１１月８日）
このたび、選考基準に基づき検討させていただいた結果、以下のとおり決定しましたのでご案内いたします。
１．設置希望者数 ：３０
２．設置先 ：静岡市清水区にお住まいのお客さま
※フィールドテストへの影響及びお客さまのご希望により住所・氏名はご遠慮させていただきます。
３．選考理由 ：限られた期間で多くのデータを集めるのに適したエネルギー使用状況と、設置工事の容易さ。
現在設置工事を進めており、年内に稼動を開始する予定です。今後３年間設置し、データを収集・分析し、製品の改良に活用いたします。
静岡ガスでは、燃料電池のフィールドテストや開発などを通じ、引き続きその実用化に向けた取り組みを行ってまいります。
※フィールドテストには、東京ガス㈱の家庭用燃料電池コージェネレーションシステム「ＬＩＦＵＥＬ（ライフエル）」を使用します。「ライフエル」は、都市ガスから水素を取り出し、空気中の酸素と化学反応させることで発電し、同時に発生する熱を利用し給湯も行うというエネルギー効率の高いコージェネレーションシステムです。これにより地球温暖化の原因物質であるＣＯ２の排出量が従来のシステムに比べ約４０％、１次エネルギー消費量も約２６％削減可能となることから、地球温暖化対策の一つとして期待されています。
以 上
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