ニュースリリース

原料費調整制度に基づく平成26年10月のガス料金について

2014年8月28日

静岡ガス株式会社(取締役社長 戸野谷宏)は、原料費調整制度(注1)に基づき、平成26年10月検針分のガス料金の従量料金単価を、平成26年9月検針分に比べ、1m3 あたり▲1.24円(税込)調整させていただきます。

これは、今回平成26年5月〜平成26年7月におけるLNG及びプロパンの価格(貿易統計)に基づいて算定される平均原料価格が、前回(平成26年4月〜平成26年6月)に比べ下がった(1,440円/トン)ためです。

これにより、標準家庭(注2)の1カ月あたりガス料金は、平成26年9月検針分に比べ、36円(税込)の値下げとなります。

平成26年10月検針分のガス料金

料金表(一般ガス供給約款:45MJ)

料金表 1ヵ月のご使用量 基本料金 従量料金単価 (参考)
平成26年9月の
従量料金単価
A 0m3から10m3まで 842.40円 231.62円 232.86円
B 10m3をこえて25m3まで 884.57円 227.38円 228.62円
C 25m3をこえて60m3まで 1383.43円 207.43円 208.67円
D 60m3をこえて150m3まで 1513.03円 205.27円 206.51円
E 150m3をこえるもの 1732.11円 203.81円 205.05円

標準家庭の1ヵ月あたりガス料金

  平成26年10月 平成26年9月 増減
1カ月あたりガス料金 7,398円 7,434円 ▲36円

原料費調整制度による変動額

貿易統計による原料価格および平均原料価格

 

平成26年5月〜
平成26年7月

平成26年4月〜
平成26年6月

増減
トン当たりLNG平均価格 85,790円 87,340円 -
トン当たりプロパン平均価格

88,740円

88,560円

-
平均原料価格

86,370円

87,810円

▲1,440円

調整額

  平成26年10月 平成26年9月 増減
調整額 18.42円 19.66円  ▲1.24円

変動額の計算式

平均原料価格

平均原料価格=トン当たりLNG平均価格×0.9400+トン当たりプロパン平均価格×0.0645

=85,790 × 0.9400 + 88,740 × 0.0645
=86,370(算定結果の10円未満の端数は四捨五入)

原料価格変動額

原料価格変動額=平均原料価格−基準平均原料価格(注3)

=86,370−65,530
=20,800(算定結果の100円未満の端数は切り捨て)

調整額

調整額=原料価格変動額×0.082÷100×(1+消費税率)

=20,800×0.082÷100×1.08
=18.42(算定結果の小数第3位は切り捨て)

注)

  1. 原料費調整制度とは、経済情勢の変化を迅速に反映した料金とするため、原料費の変動に応じ毎月料金を見直す制度です。
  2. 標準家庭での使用量は、29m3 /月(平成18年〜平成22年の5年間の家庭用平均使用量)として算定しています。
  3. 基準平均原料価格は平成23年6月〜8月を算定期間とし、65,530円としています。
以上