ニュースリリース

原料費調整制度および「地球温暖化対策のための課税の特例」による平成26年5月のガス料金について

2014年3月28日

静岡ガス株式会社(取締役社長 戸野谷宏)は、原料費調整制度(注1)に基づき、平成26年5月検針分のガス料金の従量料金単価を、平成26年4月検針分に比べ、1m3あたり2.57円(税込)調整させていただきます。

これは、今回平成25年12月〜平成26年2月におけるLNGおよびプロパンの価格(貿易統計)に基づいて算定される平均原料価格が、前回(平成25年11月〜平成26年1月)に比べ上がった(2,880円/トン)ためです。

また、当社は「地球温暖化対策のための税」の税率引き上げにより、平成26年5月1日よりガス1m3あたり0.20円(税抜)を従量料金単価に反映させていただきます。

これらにより、標準家庭(注2)の1カ月あたりのガス料金は、平成26年4月検針分に比べ、81円(税込)の値上げとなります。

なお、平成26年3月31日以前から継続して一般ガス供給約款および選択約款をご契約のお客さまには、経過措置として4月検針分まで旧税率5%を適用しますので、消費税増税分とあわせて4月検針分に比べ、286円(税込)の値上げとなります。

平成26年5月検針分のガス料金

(1)料金表(一般ガス供給約款:45MJ,消費税率8%)

料金表 1ヵ月のご使用量 基本料金 従量料金単価 (参考)
平成26年4月の
従量料金単価
A 0m3から10m3まで 842.40円 234.54円 231.75円
B 10m3をこえて25m3まで 884.57円 230.30円 227.52円
C 25m3をこえて60m3まで 1,383.43円 210.35円 207.56円
D 60m3をこえて150m3まで 1,513.03円 208.19円 205.40円
E 150m3をこえるもの 1,732.11円 206.73円 203.94円

(2)標準家庭の1カ月あたりガス料金

平成26年5月 平成26年4月 増減
7,483円 7,197円(消費税率5%) 286円
7,402円(消費税率8%) 81円

原料費調整制度による変動額

貿易統計による原料価格および平均原料価格

 

平成25年12月〜
平成26年2月

平成25年11月〜
平成26年1月

増減
トン当たりLNG平均価格 88,100円 85,370円 -
トン当たりプロパン平均価格

106,140円

101,340円

-
平均原料価格

89,660円

86,780円

2,880円

調整額(消費税率8%)

  平成26年5月 平成26年4月 増減
調整額 21.34円 18.77円  2.57円

変動額の計算式

平均原料価格

平均原料価格=トン当たりLNG平均価格×0.9400+トン当たりプロパン平均価格×0.0645

=88,100×0.9400+106,140×0.0645
=89,660(算定結果の10円未満の端数は四捨五入)

原料価格変動額

原料価格変動額=平均原料価格−基準平均原料価格(注3)

=89,660−65,530
=24,100(算定結果の100円未満の端数は切り捨て)

調整額

調整額=原料価格変動額×0.082÷100×(1+消費税率)

=24,100×0.082÷100×1.08
=21.34(算定結果の小数第3位は切り捨て)

注)

  1. 原料費調整制度とは、経済情勢の変化を迅速に反映した料金とするため、原料費の変動に応じ毎月料金を見直す制度です。
  2. 標準家庭での使用量は、29m3 /月(平成18年〜平成22年の5年間の家庭用平均使用量)として算定しています。
  3. 基準平均原料価格は平成23年6月〜8月を算定期間とし、65,530円としています。
以上