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原料費調整制度に基づく平成26年4月のガス料金について
2014年2月27日
静岡ガス株式会社（取締役社長 戸野谷宏）は、原料費調整制度（注1）に基づき、平成26年4月検針分のガス料金の従量料金単価を、平成26年3月検針分に比べ、1m3あたり4.48円（税込）調整させていただきます。
これは、今回平成25年11月〜平成26年1月におけるLNGおよびプロパンの価格(貿易統計)に基づいて算定される平均原料価格が、前回（平成25年10月〜平成25年12月）に比べ上がった（4,620円/トン）ためです。
また、当社は消費税法・地方税法の改正により、平成26年4月1日より消費税率が8%に引き上げられることに伴い、平成26年4月1日を実施日とする一般ガス供給約款および選択約款の改定をいたします。
これらにより、標準家庭（注2）の1カ月あたりのガス料金は、平成26年3月検針分に比べ、320円（税込）の値上げとなります。
なお、平成26年3月31日以前から継続して一般ガス供給約款および選択約款をご契約のお客さまには、経過措置として4月検針分まで旧税率5％を適用いたします。原料費調整制度に基づき、平成26年4月検針分のガス料金の従量料金単価を、平成26年3月検針分に比べ、1m3あたり3．96円（税込）調整させていただきます。これにより標準家庭の1ヵ月あたりのガス料金は、平成26年3月検針分に比べ、115円（税込）の値上げとなります。
平成26年4月検針分のガス料金
（１）料金表（一般ガス供給約款料金表：45MJ，消費税率5％を適用）
| 料金表 | 1ヵ月のご使用量 | 基本料金 | 従量料金単価 | （参考） 平成26年3月の 従量料金単価 |
|---|---|---|---|---|
| A | 0m3から10m3まで | 819.00円 | 225.32円 | 221.36円 |
| B | 10m3をこえて25m3まで | 860.00円 | 221.20円 | 217.24円 |
| C | 25m3をこえて60m3まで | 1,345.00円 | 201.80円 | 197.84円 |
| D | 60m3をこえて150m3まで | 1,471.00円 | 199.70円 | 195.74円 |
| E | 150m3をこえるもの | 1,684.00円 | 198.28円 | 194.32円 |
（２）料金表（一般ガス供給約款料金表：45MJ，消費税率8％を適用）
| 料金表 | 1ヵ月のご使用量 | 基本料金 | 従量料金単価 |
|---|---|---|---|
| A | 0m3から10m3まで | 842.40円 | 231.75円 |
| B | 10m3をこえて25m3まで | 884.57円 | 227.52円 |
| C | 25m3をこえて60m3まで | 1,383.43円 | 207.56円 |
| D | 60m3をこえて150m3まで | 1,513.03円 | 205.40円 |
| E | 150m3をこえるもの | 1,732.11円 | 203.94円 |
（３）標準家庭の１カ月あたりガス料金
| 1カ月あたりガス料金 | 平成26年4月 | 平成26年3月 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 消費税率5% | 7,197円 | 7,082円 | 115円 |
| 消費税率8% | 7,402円 | 320円 |
原料費調整制度による変動額
貿易統計による原料価格および平均原料価格
平成25年11月〜 |
平成25年10月〜 |
増減 | |
|---|---|---|---|
| トン当たりLNG平均価格 | 85,370円 | 81,080円 | - |
| トン当たりプロパン平均価格 | 101,340円 |
92,210円 |
- |
| 平均原料価格 | 86,780円 |
82,160円 |
4,620円 |
調整額
| 調整額 | 平成26年4月 | 平成26年3月 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 消費税率5% | 18.25円 | 14.29円 | 3.96円 |
| 消費税率8% | 18.77円 | 4.48円 |
変動額の計算式
平均原料価格
平均原料価格=トン当たりLNG平均価格×0.9400＋トン当たりプロパン平均価格×0.0645
=85,370×0.9400＋101,340×0.0645
=86,780（算定結果の10円未満の端数は四捨五入)
原料価格変動額
原料価格変動額=平均原料価格−基準平均原料価格（注3）=86,780−65,530
=21,200（算定結果の100円未満の端数は切り捨て）
調整額（消費税率5％）
調整額=原料価格変動額×0.082÷100×（1＋消費税率）=21,200×0.082÷100×1.05
=18.25（算定結果の小数第3位は切り捨て）
調整額（消費税率8％）
調整額=原料価格変動額×0.082÷100×（1＋消費税率）=21,200×0.082÷100×1.08
=18.77（算定結果の小数第3位は切り捨て）
注）
- 原料費調整制度とは、経済情勢の変化を迅速に反映した料金とするため、原料費の変動に応じ毎月料金を見直す制度です。
- 標準家庭での使用量は、29m3 /月（平成18年〜平成22年の5年間の家庭用平均使用量）として算定しています。
- 基準平均原料価格は平成23年6月〜8月を算定期間とし、65,530円としています。
