2010年9月8日
静岡ガス株式会社(取締役社長 岩崎 清悟)は、県内企業から購入した国内クレジット(排出枠)※を、(株)静岡銀行に売却します。静岡県内で創出した国内クレジットを同県内で流通させるのは、今回が初めての事例です。これにより、国内クレジットの地産地消が実現しました。
本日、当社が保有する国内クレジットが叶テ岡銀行に移転され、売却の手続きが完了しました。
国内クレジット制度
大企業が技術・資金等を提供して、中小企業等が実現したCO2排出削減量を、国内クレジット認証委員会が認証し、
大企業が「国内クレジット」として取得できる制度。
静岡ガスでは、クリーンエネルギー天然ガスの普及と、その高度利用によって、地域のCO2削減、省エネルギーの実現のお手伝いをしています。
その一環として、国内クレジット制度を活用し、地元中小企業と共同でCO2の排出削減事業を実施し、削減したCO2に経済的価値を持たせる取り組みを行っています。
当社が地元企業から購入した国内クレジットを、他の地元企業に流通させることで、国内クレジットの地産地消を推進します。
山梨罐詰(株)(静岡市清水区)および丸長鍍金(株)(静岡市清水区)が、それぞれ当社との共同事業により削減したCO2を、当社が国内クレジットとして購入します。
当社が購入した国内クレジットの一部を、(株)静岡銀行(静岡市清水区)に売却します。
(株)静岡銀行は、自社のカーボンオフセットに活用します。
静岡ガスでは、引き続き国内クレジット制度を積極的に活用し、地元企業のCO2排出量削減のために、ソフト、ハードの両面からサポートしていきます。