

地球環境問題へのより一層の取り組みが求められる今、天然ガス供給者である当社が果たす役割は、ますます大きくなっています。
当社は、1996年のLNG(液化天然ガス)輸入開始以来、天然ガスの普及拡大に努め、地域の環境対応や省エネルギーに貢献してきました。特に産業用分野では、天然ガスへの燃料転換やコージェネレーションシステムによる天然ガスの高効率利用を提案し、多くの工場でCO2の削減を図ってきました。こうした取り組みを通して天然ガスの優位性は広く認知されるようになり、基幹エネルギーとしての役割が大きく期待されるところとなりました。
当社では天然ガスのメリットをより多くの地域にお届けするため、当社エリア内はもとより、当社のLNG受入基地「清水エル・エヌ・ジー袖師基地」をハブターミナルとする広域パイプラインネットワークを構築し、県内都市ガス事業者をはじめ県外への供給も積極的に推進しています。
また、天然ガスをより安定的にお届けするため、LNG受入基地の拡張を計画的に進めると共に、長期的な視野に立った安定的かつ経済的なLNG調達に取り組んでいます。
一方、家庭用分野では、オール電化との競合が激しさを増す中、お客さまに「ガスの炎のある豊かで快適な生活」を提案し、納得のいく選択をしていただくことが、当社の責務だと考えています。このため、一軒一軒のお客さまを訪問してガスの良さをお伝えする「ふれあい巡回」や、最新ガス機器の素晴らしさを実感いただく体感型ショールームの展開など、地域に密着した営業体制を推進しています。さらに2009年には、来るべき低炭素社会実現の切り札と期待される家庭用燃料電池「エネファーム」の販売を開始し、「環境に優しい暮らしを快適に」をスローガンに、その普及に努めます。
当社は、1910年(明治43年)の設立以来、「地域社会の発展に寄与するため」という企業理念のもと、都市ガス事業を展開してきました。天然ガスのメリットを「最も効率的に」「より安定的かつ経済的に」「より多くのお客さまに」ご享受いただくため、当社は今後とも挑戦と努力を続けてまいります。皆さまにおかれましては、変わらぬご支援とご指導を賜りますようお願い申しあげます。
代表取締役社長
岩崎 清悟