昨年12月にパリで開催されたCOP21において、我が国は2030年度までに温室効果ガスを2013年度比26%削減するという目標を表明しました。 その前提となる長期エネルギー需給見通し(エネルギーミックス)では、エネファームなど高効率機器の導入や、技術革新による徹底した省エネの推進が織り込まれています。 また、人々の快適なくらしへの価値観も多様化するなど、エネルギーを取り巻く環境は大きく変化しています。
エネルギー業界では2016年の電力につづいて、2017年には都市ガスの小売り全面自由化が実施されます。 新たな環境下ではお客さまの視点に立って、ご満足いただけるソリューションを提供することが、地域の皆さまからの信頼を得る上で何より大切になります。
将来のエネルギーを創るという自覚と社会的責任のもと、ガスと電気、様々な商品やサービスの提案により、環境負荷の低減に努めてまいります。
当社は、資源とエネルギーの効率的な利用を追及し、お客さまの視点に立ったソリューションで「お客さま先や事業活動における環境負荷の低減」、 「持続可能な社会づくりに向けた課題の解決と地域社会の活性化」に向けて努力し、環境の保全とお客さまの快適なくらしや健康づくりに貢献してきました。
2013年に竣工した当社の本社ビルは、その環境負荷低減設計と運用技術が生み出した省エネ実績と周知活動により、2015年度「省エネ大賞・経済産業大臣賞」などを受賞しました。
今後も、社員一人ひとりが環境に対する高い意識を持ち、省エネ推進に向けての努力を行うことはもとより、よりよい暮らしと低炭素社会の実現に向けて、挑戦してまいります。